近江 / 小谷城



ファイルNo0775

2019年で36年間、毎年4月に通っている 私の城巡りの原点の城跡

                 本丸と千畳敷の桜  

@ おだにじょう 
  別名  −−−−−
A住所:長浜市湖北町伊部〜須賀谷町
    旧:東浅井郡湖北町伊部

B目標地点:
C形式:山城  D比高:250m 
E現況:山林

F遺構等:土塁・竪堀・堀切・石垣・池・石碑・説明板
G時代/人物: 戦国期/浅井氏
H満足度:
凸凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  中腹の駐車場から本丸まで15分


J撮影・訪問時期:1984年04月〜2019年04月

  

道案内 ←中腹駐車場 ←出丸
@ 北陸自動車道長浜インタから
北陸自動道長浜インタを下り、県道37号線を東に進みます。約3Km先の国道東上坂の信号で左折し国道365号線に入ります。約7Km先須賀谷温泉入口の標識を越えると、右手に小谷城の標識があり、ここを右折します(郡上南の信号400m手前)。麓に小谷城址ガイド館があり、大きな兜のモニュメントがあります。後は案内に従い、2Km先の中腹の駐車スペースまで登ります。この駐車スペースより本丸までは15分です。清水谷(しみずたに)には郡上南を右折し500m先の小谷戦国歴史資料館の前を通りさらに奥に入ります。
A 北陸自動車道小谷城スマートインタから
北陸自動車道小谷城インタを下り、県道265号線を左折します。約600m先の郡上の信号を右折し国道365号線に入ります。約600m先の郡上南の信号を直進し、約400m先を左折し、約300m左手が小谷城址ガイド館です。
(5月連休などは中腹の駐車場まで行けない場合があります。小谷城址ガイド館からシャトルバスが出てます。)
 
訪城備忘録

私がお城に魅せられた最初の城と言えます。戦国の五大山城(新潟県/春日山城・石川県/七尾城・滋賀県/小谷城・観音寺城・島根県/月山富田城)に数えられ、大嶽山(小谷山)から伸びる二つの尾根とそれに挟まれる谷すべてを城塞化しています。一方の尾根は小谷山への尾根上に麓から出丸より始まり、主要な郭でも金吾丸・御茶屋・御馬屋・桜馬場・千畳敷・本丸・中丸・京極丸・小丸そして尾根ピークの山王丸まで郭が連なり、ひとつひとつの郭には石垣があったり、土塁が巡ったりして、郭ひとつひとつが魅力的です。私は京極丸の分厚い土塁や円弧状の土塁が上下二つの郭にある出丸や千畳敷から見る本丸の形、そして、本丸から見る千畳敷の桜などが好きです。さらに、西側清水谷側斜面下の郭には石垣の枡形虎口を持つ郭や本丸東側斜面の赤尾屋敷(浅井長政が自刀した地)周辺には多くの郭があります。また、もう一方の尾根には福寿丸山崎丸という支城的な郭を配し、大嶽城は詰城的に最高峰に位置します。六坊の北側には月所丸にて守られます。月所丸は畝状竪堀があり、郭内は二重の円弧の土塁、堀切が北側尾根側を守ります。これら山上の郭に対して、両尾根に挟まれた清水谷には重臣などの武家屋敷が立ち並んでいたようです。現在でも三田村屋敷や土佐屋敷の石垣は山王丸下の大石垣に劣らない石垣が残ります。なお、小谷城の南側(現在の須賀谷温泉から国道365号線周辺)は大きな沼地で天然の堀になっていたようで、これを考えて郭の配置はされているようです。

私はこの城には1984年より4月に通うようになって2019年で36年になりました。通いだしたきっかけは、桜の散り際に行った時に千畳敷が桜の花びらで埋まっていました。それが見たくて毎年通うようなりました。その年の天候などで、第三週に行っても桜の咲く状態は違います。それに加えて、年毎に桜の咲く勢いが無くなってきたように感じますし、少しづつ早くなっている感じです。小谷城は静かに歴史の中に眠ります。なお、実宰院の山門浅井歴史民族資料館の2階にそれぞれ小谷城の城門という伝承のある門、福田寺には浅井長政が寄進した浅井御殿(小谷城の建物とも言われています。)があります。(なお、毎年小谷城までは行っていますが、毎年全山廻りわけでもありませんし、年によっては中腹の駐車場まで、あるいは麓で引き返している年もございます^^;)

2009年4月訪城
快晴の日、本丸正面で右手の桜は散りつつあり、左手の桜が満開の状態です。

2010年4月訪城
本丸正面で右手の桜が満開ですが、左手の桜はまだという状態でした。
2011年の大河ドラマが「江 姫たちの戦国」と決まって、お江の生まれたのが小谷城。そのためか早くも整備が始まっているようです。ブルーシートはすべて撤去され、木々も眺望が利くように多く伐採されたようですし、案内板なども新しくなってました。肝心の桜は枯れた木を切り倒してあったので、また本数が減ってます。枝も折れている木もあり、さらに桜がさみしくなっているのが気になります。

2011年4月訪城
大河ドラマの影響で、麓に浅井三姉妹博覧会会場が出来ていて、中腹の駐車場まで乗用車では登れなくなっていて、徒歩で登るか、麓からのシャトルバスで登ります。料金は500円でした^^; 今年は桜が遅く、第三週土曜日でも(第三週でも16日は早いかもね)桜はまだ2分咲き程度で今年は完全に外れでしたね。当然ながら、見学者も例年からすれば大変多かったです。また、来年、静かな小谷城で桜を楽しみにしたいものです。ただ、この催しのおかげで御馬屋の郭は木々が伐採され、大きな土塁が明瞭な形でみられ、ここの土塁の上からも琵琶湖が遠望できました。なお、この交通規制は12月4日までのようです。
2012年も交通規制がかかっていてバスでしか上には行けませんでした。この年は久しぶりに本丸には行かずで、出丸まであるいて登って終わりにしました。12月までは規制するようです。

2012年8月訪城
小谷城ではないのですが、小谷城にゆかりの竹生島に行きました。神社には浅井姫が祭られています。神社本殿は伏見城の移築と言われ国宝です。また、唐門は豊国廟の門の移築とされ、これは豊臣大坂城から移築されたものの再移築という説もあります。

2013年4月訪城
ひさしぶりに月所丸、大嶽城まで行きました。大嶽城の二重堀切の先の尾根を下ってみましたが、焼尾丸までは下りてなかったようです。桜は残念ながらまだ早かったようでした。

2014年4月訪城
31年通っていて初体験は日本カモシカとのにらめっこでした(笑) 桜は散ってしまってました。

2015年4月訪城
出丸、本丸〜山王丸、月所丸、大嶽城、福寿丸、山崎丸まで廻ってきました。幻の桜はもう見られそうにありませんな。

2016年4月訪城
本丸〜山王丸、六坊から清水谷を廻ってきました。本丸・千畳敷の桜は昔に比べ古木になったせいか年々力はなくなっている気がしますが、それでも桜は満開で綺麗です。

2017年4月訪城
本丸〜山王丸、六坊・月所丸から大嶽城、福寿丸、山崎丸を廻ってきました。 本丸・千畳敷の桜の木が4本ほど伐採されてました。あいにくの雨でしたが、靄がかかってなんか幻想的な感じ。木に付いてるひっかき傷は熊のものかな?

2018年4月訪城
今年の桜は早いです。 小谷の桜もすでに咲いているのではと1日の夕方に行ってみました。すでに右側の桜は八分咲きでしたね。昨年伐採されたため、右側の桜も3本程度です。寂しくなりました。今年は本丸までで。

2019年4月訪城
福寿丸・山崎丸を除く全域を廻りました。 桜はまだ早かったです。お天気が良かったんで、気持ちよく廻りました。

城址碑と桜
歴史

大永三年(1524年)に浅井亮政が守護京極高清の家督争いの際に京極氏の重臣上坂信光と争い、翌年の大永四年(1525年)に京極高清・高延親子を小谷城の京極丸に迎えてたとされますので、小谷城はこの頃には築城されたと考えられています。永禄四年(1562年)には、浅井長政は織田信長の妹、お市の方を妻に迎え、織田家と同盟関係を結びますが、長政の父の久政の時代より越前朝倉氏とも密接な繋がりがあり、織田信長が元亀元年(1570年)の越前朝倉義景攻めに際し、信長に反旗を翻しました。元亀元年(1570年)六月の姉川の合戦では、織田・徳川連合軍に敗北し、その後、天正元年(1573年)に朝倉氏を滅ぼした織田信長は、越前より折り返し小谷城を攻撃し、浅井長政は自刃、浅井氏は滅亡しました。浅井氏滅亡後、江北12万石は羽柴(豊臣)秀吉に与えられ、秀吉は今浜を長浜と改め、長浜城を築城して小谷城は廃城となりました。なお、現在の彦根城の西の丸にある三階櫓は長浜城へ移築された小谷城の天守を再度移築したものと云われています。

縄張り図写真(現地案内板より:湖北町教育委員会)

小谷城本丸と桜の写真ページ
2016年/千畳敷・本丸と桜
2016年/ 大石垣
もっと小谷城   
  京極丸と土塁                    大嶽城途中より小谷城
土佐屋敷(清水谷)石垣                     馬洗い池   
     京極丸虎口         京極丸の清水谷側枡形門の石垣
  山王丸           山王丸下石垣
郭と土塁           月所丸          先端の堀切
円弧の土塁          出丸            郭内
本丸・千畳敷の桜 2009
千畳敷の桜
千畳敷の桜
本丸・千畳敷の桜 2010
千畳敷の桜
琵琶湖 竹生島遠望         伊吹山遠望
  実宰院山門(寺伝で小谷城城門) 伝承/小谷城城門(浅井歴史民族資料館内)
福田寺の浅井御殿           西池  
   大嶽城からの眺望       小谷城全景    
馬屋・桜馬場 2011年
木々が伐採された御馬屋           御馬屋から桜馬場を見る
桜馬場先端から眺望(下に御馬屋土塁)          桜馬場の石段   
2012年
竹生島
竹生島神社(都久夫須麻神社)本殿
唐門
舟廊下
竹生島
小谷城・山本山城遠望               竹生島遠望
2014年
遭遇した日本カモシカ

2015年
本丸と大広間と桜
大石垣
山王丸下石垣
山王丸石垣
月所丸手前畝堀
月所丸先端の堀切
大獄城までの途中から小谷城全景遠望
2016年
千畳敷・本丸と桜
千畳敷の桜
本丸(鐘丸)背後大石垣
山王丸虎口と石垣
山王丸下大石垣
山王丸石垣
山王丸障壁土塁石垣
月所丸手前畝堀
2017年
山王丸虎口石垣
大石垣
福寿丸尾根から御馬屋郭を遠望
熊の爪跡?           京極丸
月所丸土塁
月所丸堀切(上から)
月所丸堀切(尾根側から)
月所丸堀切(北側斜面)          月所丸堀切(横から)
2018年
千畳敷と本丸と桜
千畳敷と本丸と桜
御局屋敷上石積み     桜馬場の西下郭
黒金門跡と石垣

近くの城・関連の城:福寿丸 山崎丸 清水谷 大嶽城  山本山城