近江/ 三田村氏館



ファイルNo0821

浅井氏重臣の城

       土塁

@ みたむらじょう 
  別名 三田村城

A住所:長浜市三田町
    旧:東浅井郡浅井町三田
 
B目標地点:伝正寺
C形式:平城  D比高:−−m 
E現況:寺・宅地

F遺構等:土塁・石碑・説明板
G時代/人物: 室町期/三田村氏 
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  1分

J撮影・訪問時期:
2004年04月・2015年04月
          2019年04月

  

道案内 

北陸高速道長浜インタを下り、県道37号線を東に進みます。3Km先の国道東上坂の信号で左折し国道365号線に入ります。1Km先で野村橋にて姉川を渡りすぐの信号を左折し県道271号線に入ります。1.2Km先三田南のバス停のところで右折し300m右手の寺が城跡です。
 
訪城備忘録

三田の集落の真ん中に伝正寺があります。寺の周囲を高さ2mほどの土塁が南・西側によく残ります。南西側隅に小さな城址碑もあります。寺の隣、三田村公会堂(公民館)裏手にもL字に土塁が残ってます。三田村氏館は下坂氏館とともに北近江城館跡群として国史跡になってます。

城址碑と土塁
歴史

元亀元年(1570年)の姉川合戦前は三田村左衛門は浅井氏方として横山城の守将であったとされます。姉川合戦以後は小谷城の中丸を守備していましたが、元亀三年(1572年)に羽柴(豊臣)秀吉を通じて降参してきたものの討伐されました。<小谷城落城は天正元年(1573年)> この城の城主として史料では三田村左衛門氏光・三田村相模守・多賀備中守が居住したと伝えられるとのことです。 <現地案内板より >


虎口?開放部     土塁
  
2015年
現地説明板より
  
西側土塁
南側土塁
土塁
西側土塁
公民館側L字残留土塁

近くの城・関連の城:小谷城 小谷城清水谷遺構 ※