越前 / | 木の芽峠西光寺丸城 |
ファイルNo1207 |
木の芽峠城塞群の南側の守り
@ きのめとうげさいこうじまるじょう |
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【道案内】 北陸自動車道今庄インタを下り、国道365号線を滋賀県方面へ進みます。12Km先右手に今庄365スキー場入口の大きな看板がありますのでここに右折しスキー場まで登ります。夏場ですと道はそのままゲレンデの中を登り木の芽峠下まで到達します。峠下より20mほど登れば峠茶屋ですが、この林道をまだもう少し登りますと右手に西光寺丸城への登り道があります。 【訪城備忘録】 木の芽峠城から尾根沿いに歩いて行けるのでしょうが、夏場でしたので薮がきつく、木の芽峠下の林道をもう少し登ると城址への階段がありますのでここから入りました。登りだした途端に蛇君とご対面でビビりましたが、20mも登ると城址に着きます。主郭は土塁が巡り、南北に枡形状の虎口があります。南側には段郭が何段かあり、主郭の東側には薮には埋もれていましたが横堀が確認できます。 【歴史】 木の芽峠城城塞群のひとつで、木の芽峠城の南200mのところにあります。。構造的には主郭には土塁が巡り南側には堀切、東側には横堀があり、木の芽峠城に比べ構造が新しく複雑なもので、また、城塞群の中では一番大きな城です。朝倉氏時代の木の芽峠城に一向宗方が新造したものと思われます。天正三年(1575年)の織田氏の一向一揆攻めの際には西光寺がここを守ったとされます。 |
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