越前/ | 木の芽峠鉢伏城 |
ファイルNo1206 |
木の芽峠城塞群最高地の城 基本単郭の城だが技巧的な遺構が明瞭に残る
@ はちふせじょう |
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【道案内】 北陸自動車道今庄インタを下り、国道365号線を滋賀県方面へ進みます。12Km先右手に今庄365スキー場入口の大きな看板がありますのでここに右折しスキー場まで登ります。夏場ですと道はそのままゲレンデの中を登り、木の芽峠下まで到達します。峠下より20mほど登れば峠茶屋でその後方が木の芽峠城で、峠を挟んで木の芽峠城の反対側を10mほど登ったところが観音丸です。この観音丸を越えてその先の平坦地を越えて鉢伏山を目指します。木の芽峠から鉢伏山まで直線距離で600m程度です。 【訪城備忘録】 木の芽峠から観音丸を抜けるとスキー場のゲレンデに出ます。ここをひたすら最高地である鉢伏山に向かって登ります。夏のゲレンデは頂上への道が空に通じているような錯覚をさせるような光景です。城址手前に365スキー場の一番高いところにあるリフト降り場がありました。このすぐ脇が城址です。南から入ると虎口はL字に屈曲していています。主郭内は土塁が巡り削平地としては城塞群の中では一番広い空間があります。主郭から日本海、敦賀市内が一望できます。 【歴史】 木の芽峠城城塞群のひとつで、木の芽峠城・観音丸の北、尾根の最高地のところにあります。。構造的には主郭には土塁が巡り北側には堀切があります。木の芽峠城に比べ構造が新しく複雑なもので、また、城塞群の中では西光寺城よりは小さいものの技巧的な構造です。天正三年(1575年)の織田氏の一向一揆攻めの際には西光寺・常楽寺・照護寺・専修寺などがここを守ったとされます。 |
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