近江 ダンダ坊城



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              残存石垣              

① だんだぼうじょう 
  別名 ダンダ坊遺跡・田坊寺屋敷
     檀陀坊

②住所:大津市北比良
    旧:滋賀郡志賀町

③目標地点:比良山イン谷口バス停・比良山登山駐車場
④形式:山城  ⑤停留所から比高:50m 
⑥現況:山林

⑦遺構等:郭・石垣
⑧時代/人物:平安期~/天台宗系
⑨満足度: 凸+
⑩最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  バス停から10分
⑪撮影・訪問時期:2020年10月

  

道案内 

国道161号線(湖西道路)の比良ランプを下り県道322号線を左折します。(あるいは、県道558号線(旧:国道161号線)の国道比良山口の信号を左折し県道322号線に入り川沿いを進み、湖西道路を過ぎます。) 湖西道路下から県道を道なりに約1km進むとイン谷口バス停です。右手に登山用駐車場があります。 バス停はトの字交差点の右手ですが、ここを直進した50m先右手に「ダンダ坊東入口」の古い標識があり、これを進むと途中に分岐点があって(標識あり)、逆V状に左手に登るとダンダ坊、まっすぐ行くと寺・庭園跡です。

訪城備忘録

寺域は大き分けて 先端尾根先端上の「ダンダ坊」の説明板のある箇所、、登城道の一番奥の寺・庭園跡のある箇所、庭園跡までの道の右手に広がる坊跡群、庭園手前から山に登る道にある坊跡群で構成されている感じです。山に登る道はどこまで行ったらいいのかわからないので比高で100mほど登った所の途中で戻ってしまいました。寺・庭園跡には入口に石垣の門跡が残り、入って右手に大きな池跡、庭園跡が残ります。さらに奥は平坦地で寺跡のようです。尾根先端のダンダ坊は登城道から20mほど登った所です。山門前の石段、建物跡の側面石垣などが残っています。比良山系最大との事ですが、長法寺太山寺歓喜寺の遺構から比べると正直貧弱に感じてしまいました。

説明板
歴史

平安後期から鎌倉期に創建された天台宗系の山岳寺院で比良山系の中では最大級の規模の寺院とされるようですが、詳細は不明の寺院です。戦国期に城塞化されたとされ、元亀三年(1572年)、織田信長の比叡山焼き討ち頃に織田勢に攻められ焼き討ちされたものです。

残存石垣
登り口     分岐点
湖西道路下から琵琶湖
  
山門石段
本坊
本坊奥の石段
石垣
山門石段
登城口近くの坊跡石垣
寺・庭園遺構
寺門跡石垣
門跡
門跡
庭園跡
寺跡
参道と石垣
参道の巨石
参道下坊跡と石垣
参道下坊跡と石垣

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