近江 / 堂木山砦


ファイルNo1383

賤ケ岳合戦時の羽柴(豊臣)方の砦。 陣城ではあるが戦国末期の縄張りが残る。

                 南北の郭を繋ぐ食い違い虎口

@  どうぎやまとりで
  別名  −−−−−

A住所:長浜市余呉町中之郷
    旧:伊香郡余呉町中之郷

B目標地点:
C形式:山城  D比高:120m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・堀・説明板
G時代/人物: 戦国期/山路氏・(羽柴氏)
H満足度:
凸凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  説明板のところから15分


J撮影・訪問時期:2006年04月・2007年11月
            2015年11月

  
北側の郭の土塁

【道案内】

北陸自動車道木之本インタを下り、国道8号線を横切り国道365号線に入ります。6Km先、余呉町役場の300m手前で斜め左に下りる道があります。ここを下り、すぐ左折します。八戸集落方面に進みます。約1Km進むと、右手農道の角に説明板が立っています。この農道に右折し、山の麓まで行くとそこに西天神社という神社があります。説明板ではここから登るとなっていますが、本殿裏手で道は無くなり、右手尾根に直登になります。(私は直登してしまいました)ちゃんとした道は天神社から山すそ(用水路沿いに)を東に250mほど右手方向に進みます。高圧線を越えたところに白いガードレールがついた用水にかかる小さな橋があります。ここに堂木山尾根上にある鉄塔の管理用の道がありますのでそこから登ります。<堂木山砦・神明山砦の標識あります。> 尾根まで登ると堀切で、ここにも同様の標識が有り、左手が鉄塔で、その先が神明山砦、右手に登っていくと堂木山砦です。
 


【訪城備忘録】

主要部は南北に周囲を土塁が巡った郭が二つあります。一方は20*40m規模、もう一方は20*30m程度で、二つは食い違い土塁の虎口で結ばれています。小さい方の北側の郭の東側には傾斜のある横堀、北側には堀切が明瞭に残ります。さらに、大きい郭の南側には郭の南側のみ低い土塁が巡る兵站地のような郭がつながります。東野山砦・玄蕃尾城もそうですが、陣城とは言え、戦国末期のものだからでしょうか、ここも大変技巧的な城(砦)です。


【歴史】

天正十一年(1573年)の賤ケ岳の戦いの際の羽柴方陣城です。最初、天神山に砦を築きますが、柴田勝家方の砦に距離が近すぎるため、合戦前に山路将監正国らに堂木山砦・神明山砦を築かせてここに兵を下げ、丹羽長秀とともに守備させました。 <現地案内板より>


  
南側の郭の土塁(虎口付近)
  
南側虎口から北側の郭を見る
       
主要東の郭と土塁
主要中央郭と東の郭の間の食い違い虎口
主要中央郭
主要中央郭の土塁
主要西の郭と土塁
現地案内板より
  

近くの城・関連の城:天神山砦 東野山砦 玄蕃尾城

          

  南側の郭土塁
  北側の郭の堀           北側の郭の北の堀切
      登城口       説明板から城跡遠望  
   
 尾根の堀切         南の郭の南虎口進入路