美濃/ 山岡・山田



ファイルNo0958

                屈曲する空堀(左側は張り出した土塁) 

@ やまだじょう 
  別名 釜井館  

A住所:恵那市山岡町馬場山田
    旧:恵那郡山岡町

B目標地点:
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:畑地・山林

F遺構等:郭・土塁・空堀・碑・標識
G時代/人物: 戦国期/安藤氏?・遠山氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分


J撮影・訪問時期:
2005年07月・2022年05月

  

道案内 

中央高速道恵那インタを下り、県道68号線を進みます。約500m先の坂の上のY字の信号で斜め右へ進み、県道66号線に入ります。国道19号線をガードで越え、約5Km先、道の駅「そばの郷ろっせいみさと」の佐々良木の信号で左折し国道418号線に入ります。約7Km先で右折し国道363号線に入り、すぐ約100m先で左折し県道417号線に入り、明知鉄道の踏み切りを渡ります。 踏み切りより約100mほどで左に入る路地があります。ここの奥が城跡です。(最後の路地には車は乗り入れないでください。県道沿いの路肩・空き地を探してください。入口から約200mほど先で道幅が大きくなってます。)
 
訪城備忘録

2022年に約17年ぶりに再訪しましたら最後の左折する路地に「山田城」の標識が立ってました。この標識、旧山岡町、旧串原村の城跡に2021年に数多く立てられたようで、2022年山城サミットin恵那市の影響のようです。ここを入ると右手の民家裏手が竹薮・雑木林になっていて、このあたりが城跡です。路地を50mほど行くと⇒hy標識があり、道はいったん右手へ入り左手方向に弓状に進みます。約50mくらい進むと分厚い土塁の手前で左手に進みます。少し坂を登ると左手が畑でその奥に墓地とともに「武家屋敷跡」の碑が立つ場所に至ります。ここに「山田城」主郭の標識も立ってました。この碑の右手(東側)には土塁が先ほどの分厚い土塁先端より南北に100m近く続いています。この土塁、高さは4mほどで何箇所か土塁の幅が突き出したように大きくなっている所があります。櫓台というより横矢掛けのためのようです。さらに土塁の外側には空堀があり幅は10m程度、深さは3m程度あるもので土塁に平行し途中屈曲が入ります。これは、空堀の土塁の張り出しに合わせた折れます。さらに、畑の向こう側の林のなかにも土塁横たわり、その外側は不完全な残り方ですが空堀があります。この両サイドの土塁に囲まれた広い区域の平場が城館跡となりますが、近くの山岡町の城郭群とは明らかに異質です。

入口の城跡標識
歴史

安藤保久が居城したともされるとの事ですが、遠山氏に関連した城館と考えられますが、詳細は不明です。

      主郭城跡標識    土塁上       
  
進入路標識          両遺構の間の畑地(休耕地)
空堀と土塁
空堀端
張出土塁と空堀
土塁
空堀

近くの城・関連の城:上手向城 下手向城 和田城 中西城 釜屋城 ※