西三河/ 矢並上城



ファイルNo0885

      堀切・土橋

@ やなみかみほんじょう 
  別名 矢並上本城

A住所:豊田市矢並町広畑  
B目標地点:
C形式:山城  D比高:80m 
E現況:山林

F遺構等:堀切・土橋・土塁
G時代/人物: 鎌倉期〜南北朝期?/鈴木氏 
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  麓から15分

J撮影・訪問時期:2005年05月

  

道案内 

東海環状自動車道豊田松平インタを下り、国道301号線に出て松平方面に向かいます。600m先の松平橋手前(巴川)を左折し県道487号線を進みます。2Km先幸海小学校を越え、400m先を左折するか1.2Km先を左折し県道343号線を進みます。<幸海小学校の400m先で曲がった場合は1Km先でT字になりますのでここを右折して450mほど進んだら矢並公民館前で県道との交差点でここを直進し集落内の道に入ります。集落内を200mほど進むと左手高台にお堂が見えます。ここへ登りお堂の背後に道が続いていますのでそこを進みます。途中で道が消えてしまいますので左手方向に山頂を目指します。<県道343号線を進んだ場合は800m先の矢並町公民館前で右折です。>集落を抜けてしますと県道487号線に合流し400m先に矢並小学校があります。
 
訪城備忘録

主郭へは南側より草木を掻き分け入ります。主郭北側には明瞭ではありませんがくの字の土塁があります。その先には堀切があり小さな土橋がわりと明瞭に残ります。主郭西側には長方形の平坦地が広がります。その先は段郭が数段確認できました。西側段郭下に道がありこれはラッキーと思い降りて行きましたら、確かに道はあるのですがよくわからないテントが数基設置してあり不気味です。とにかく降りて行きましたら県道343号線の矢並公民館前から400m先<鞍ガ池公園方面>の峠のようなところに出ました。

堀切(主郭側上より)
歴史

鈴木氏の祖とされる善阿弥から鈴木氏は高橋庄地頭の中條氏(挙母金谷城)の家臣として矢並から勢力拡大をしました。惣領家は寺部城に進出しています。この下城と近くの矢並下城との関係は定かではありません。

帯郭                        段郭
  

近くの城・関連の城: 矢並下本城 寺部城