近江/ 鎌掛山屋敷



ファイルNo0795

                  主要部区画の土塁  

@ かいがけやまやしき 
  別名 

A住所:蒲生郡日野町鎌掛
B目標地点:正法寺
C形式:平城  D比高:ーーm 
E現況:山林

F遺構等:土塁・堀
G時代/人物: 戦国期/蒲生氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  5分

J撮影・訪問時期:
2001年09月・2014年10月

  

道案内  

名神高速道八日市インタより国道421号線で永源寺方面へ進み、御園の信号で右折し国道307号線に入り約9Km先の日野町の松尾北の信号で左折し国道477号線に入り約6Km先で県道182号線に右折し音羽地区を抜け(音羽城下を通ります)、しゃくなげ渓を過ぎて音羽地区より約4Km先の鎌掛地区の正法寺を目指し、正法寺の北側の鎌掛の屏風岩の案内標識の道のさらに東側で山の麓に居館跡はあります。
 (あるいは国道477号線川原の信号を右折し県道41号線に入り大窪の信号で左折200m先の大聖寺手前で右折(信号はありません)して日野の町を横断して約4Km先鎌掛地区の正法寺を目指します。) なお、正法寺は「ふじの寺」であり5月連休頃からは綺麗に咲いています。
 
訪城備忘録
西側の土塁

鎌掛城の西北麓にあります。屏風岩に向かう道を県道から100mほど進むと左手に降りる道があります。200m先の右手に田んぼがありその先は小さな川になっています。この川に今は用水用の橋があります。ここを渡り再び登ると(ほんの少し藪状態のところを過ぎると)山麓に広がる遺構が現れます。東西に100m程度有り、それを土塁で大きく3区画に区切っています。南側の山側(鎌掛城側)には防御施設は無く、伝大手道の標識が立っています。(ここを登ってみましたが、中腹で左方向が大手道のようですが、崖状態で危険です。城山には西端の郭から斜面を登ります。)郭の全面には掘が長く続いています。土塁も掘も明瞭な状態で残っています。特に区画のための南北に走る土塁が印象的です。

区画の土塁
歴史

鎌掛城の居館跡と思われますが詳細不明です。

各所にある堀
手前の麓は屋敷跡・奥の山が城跡     東側の土塁と堀    
  
山屋敷北端の土塁と堀
主郭の虎口

近くの城・関連の城:鎌掛城 音羽城 中野城