近江 橡谷山砦+中谷山砦



ファイルNo3199

賤ケ岳の戦い、柴田氏方砦

                           橡谷山砦土塁 

@ とちたにやまとりで+なかたにやまとりで
  別名 

A住所:長浜市余呉町小谷
    旧:伊香郡余呉町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:200m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀・堀切・標柱
G時代/人物:戦国期/原氏・金森氏・
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  麓から40分

J撮影・訪問時期:2017年01月

  

道案内 ←橡谷山砦

北陸自動車道木之本インタを下り、国道8号線を横切り国道365号線に入ります。約6Km先で旧余呉町役場で、そこより2.5Km先の国道沿いの左側に史跡案内板があります。ここで左折し池原集落方向に向かいます。左折して200mほどで右折し400m程を道なりに進むと毛受兄弟の墓所です。ここから登ります。登山道はしっかりしており、最初の案内板のある大きな分岐点のところから左手に登って行きます。(右手は林谷山砦) ピークまで登ると尾根が右手にカーブしながらさらに登りますと。しばらく行くと大きな円弧を描いた堀底道に出ます。ここから上が中谷山砦での推定地で、ここをしばらく登ると中谷山砦の標柱が立つところが橡谷山砦です。
 
訪城備忘録

現地案内標柱と滋賀県中世城館報告書の砦名が違います。中谷山砦の標柱のある所が橡谷山砦、掘底道から上の尾根上を中谷山推定地として記録します。

林谷山砦への分岐点から比高70mほど登りますと、綺麗な円弧を描いた掘底道のような箇所にでます。今は麓の大木別神社から登ってくるための道のようですが、往時は尾根を隔てる掘底道(塹壕)であったかもという感じです。この上から左右が中谷山砦の推定地のようです。ほぼ自然地形で、登山道のものか遺構なのか分からなくなってますが、屈曲した低い土塁状が存在します。 そこからまだしばらく登り、塹壕のような竪堀状の堀底道風を抜けるとその上の尾根にでます。ここが標柱では「中谷山 原彦次郎長頼の砦」となっていますが、報告書では橡谷山砦です。 標柱から右手側に頂上があり、三日月状の低い土塁があります。その右手下にL字か円弧に近いわりと高い土塁が巡った箇所があり、これは見所です。この土塁に囲まれた郭は二つの支尾根(一方は柏谷山砦のある尾根)を睨むように配置されています。また。別所山砦・行市山砦側には空堀状(堀切?)地形があります。

橡谷山砦標柱
歴史

天正十一年(1583年)、賎ケ岳の戦いの際の柴田勝家方の砦です。橡谷山砦は、金森長近、徳山秀現が守り、中谷山砦は原彦次郎長頼が守ったとされます。

山頂と低い土塁  橡谷山砦       堀状  
砦付近から堂木山砦・東野山砦、及び、木之本方面の眺望
  
橡谷山砦土塁
中谷山砦推定地  
掘底道
屈曲する低い土塁

近くの城・関連の城:毛受兄弟墓・柏谷山砦・別所山砦行市山砦