近江/ | 弥高寺 |
ファイルNo0778 |
琵琶湖を一望できる天空の山岳寺院(城郭寺院)
@ やたかじ |
道案内 | |||
名神高速道関が原インタを折り国道365号線を進み藤川の信号で斜め右へ県道531号線に入り伊吹山ロープウェイへ向かいます。藤川の信号より1.5Km先で右折しの今は 小さい 集落となっている上平寺地区へ入ります。伊吹神社境内(上平寺館)より登ります。上平寺城主郭まで約1時間、上平寺主郭背後の堀切から山道を進みます。途中、伊吹山五合目へという標識の所でY字を左へ進みます。(伊吹山方面には行かない) そこより、歩よい山道を20分ほど、途中、人ひとりの幅の道もあり、注意が必要です。行者谷を越えて上平寺城から約20分で弥高寺に至ります。または、麓よりの道もあります。 |
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訪城備忘録 | |||
本坊は幅70m近くの広い敷地で、南・東・西の土塁が巡り、麓より本坊に続く道の大門から本坊までの両サイドに坊跡(郭跡)が続きます。大門は大きな桝形門で、外側に堀が巡り、虎口一部石積みも見られ、まさに城郭の虎口です。さらに、本坊背後の尾根先端には管制塔のような郭があり、背後に大堀切があります。この弥高寺は、眺望が抜群で、東は関が原方面、遠くに名古屋のツインタワーまで見え、西は琵琶湖・彦根方面が一望でき大パノラマです。 2020年09月に再訪しましたが、雨模様に濃い霧で眺望はまったく無しでしたが、上平寺城同様に草刈りされ、整備は行き届いています。 霧の中で幻想的かも。(笑) |
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寺の創建は奈良・平安時代と考えられます。城郭寺院として城塞化されたのは上平寺城築城前の明応年間(1492〜1500年)に京極正経・高清の時代と考えられるようです。現在の遺構は、京極氏よりは上平寺城同様に浅井氏の改修も考えられます。上平寺城が廃城になった元亀元年(1570年)頃にここも廃寺となったようです。 |
上平寺城から弥高寺への山道(細い尾根斜面の道をU字に進みます。) |