道案内 |
甲賀市水口町中心部より国道1号線で来ると、さつきが丘口の信号で右折し北に進み、水口工業団地<さつきが丘工業団地(テクノパーク)>内の信号で左折し工業団地を西に進みます。右手側工場が途切れたところに小公園があります。ここに説明板が設置してあり、城跡はその西側です。城跡には公園からでは藪漕きになります。公園下に駐車場のある公民館があり、そこから登ります。
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訪城備忘録 |
城跡は甲賀によくある単郭方形の館城です。南側に虎口を持ち、東側は堀切で丘陵と遮断しています。公園の北側に公民館があります。そこの駐車場より城跡に向かって登ります。昔は藪でしたが、今は簡単に入れます。
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虎口土塁
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この城は伴谷地域をその勢力化においた土豪伴氏の城跡です。伴氏は延慶年間(1308〜1310年)に櫟野(いちいの)<=旧甲賀町>から移り住んだと伝えられ、近隣である柏木の山中氏、水口の美濃部氏と拮抗したり協力したりして領地を支配しました。伴氏は俗に言う甲賀武士であり、戦国末期の甲賀群中惣の一員でありました。 <現地案内板より>
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