近江 / 古城山城



ファイルNo0689

枯れない池を持つ神秘な城

                      主郭南側桜池そば虎口石垣   

@ こじょうざんじょう・ふるしろやましろ 
  別名  岩倉城

A住所:野洲市大篠原
    旧:野洲郡野洲町
 
B目標地点:
C形式:山城  D比高:120m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・土塁・石垣
G時代/人物:室町〜戦国期/馬渕氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  林道ゲートより40分

J撮影・訪問時期:2001年7月〜2007年11月
            2011年3月


  

道案内 

名神高速道栗東インタを下り国道8号線を近江八幡・彦根方面に進みます。野洲川を越え、野洲市小篠原の信号を越え希望が丘公園入り口の陸橋を越えて200m先右側に工場がある路地に右折します。(「城山」の小さな標識が角にあります。小堤の信号まで行くと行き過ぎです。)右折して林道に入ります。但し、林道にはゲートがあり、入るには森林組合の許可が必要です。(ゲートの鍵は森林組合に連絡すれば貸してもらえます。) ゲートより500mで車を止め、そこから小堤城山城の城山山頂まで標識では900m(実際には1500mほどあるかな)です。小堤城山城山頂より南側へ崖を下ります。ロープが設置してあります。30mほど降りて尾根沿いに進みますと10分程度で古城山城です。 【城山への道順】

訪城備忘録

小堤城山城より先に築城された城のようです。主郭は山頂ではなく、山頂より東側の一段下がったところが主郭(40m四方程度の平坦地)です。主郭の西側に小尾根があり、これが大土塁となっています。斜面の上には土塁がL字に残る郭があります。主郭の北から東側には土塁が巡ります。さらに南側に細長く平坦地が延び、東側は土塁が続きます。この細長い郭の西側は池で南側と東側に虎口があり、南側虎口には石垣も残ります。南側の虎口を出て少し進むと土塁で桝形状になっているような箇所があり、ここは南側の防衛ラインでしょうか?。また、主郭東側虎口を出てすぐ左の斜面を進むとこの先端の虎口にも石垣の痕跡がありました。池は桜本池という池があり、底なし池で日照りでも枯れないらしいです。また、落城時に、この池に金の唐びつを投げ込んだとか、元旦の朝に馬の蹄の音が聞こえるなどの言い伝えがあるとの事です。最近、地元の有志で説明板が設置されていました。これによると、戦前までは小さな神社があり、江戸期以前には寺があったようで、城跡はこれの改変があるかもしれません。

堀切
歴史

馬渕氏の居城とも言われますが詳細不明です。但し、小堤城山城が織田氏の支配にあった頃に一対の城として機能していたと想像します。

<設置説明板より>
応永年間(1394〜1427年)に再興された岩願寺の六坊のひとつがあり、桜本坊と称しました。明治になり、神道化して桜本社と称してここに小さな社殿が建てられていました。しかし、第二次大戦後には廃されたようです。

主郭(神社跡)
   大土塁上削平地               土塁上の説明板から堀切を見る
大土塁から主郭を見る               桜本池  
主郭と土塁
桜本池から尾根側を見る                  石垣  
内側から        南端の虎口        外側から
南端虎口全景(外から)               主郭東虎口(内から)
主郭東側下虎口石垣                 主郭東虎口(外から)
  

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