能登 町屋砦



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                 西の堀切           

@ まちやとりで 
  別名 町屋堡 

A住所:七尾市中島町町屋
    旧:鹿島郡中島町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・畝状竪堀・土塁
G時代/人物:期/氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  林道登り口から10分(比高30m)

J撮影・訪問時期:2018年06月

  

道案内 

金沢から来ると「のと里山海道(能越自動車道)」の横田インターを下り、右手に進みます。約1.4km先の横田の信号を右折し県道23号線に入ります。(信号の先は「能登中島祭り会館」です)約2.2km先、左手町屋橋を渡ります。まっすぐ進みそのまま林道で山を登ります。頂部まで登りますが車のすれ違いはできない道ですので注意ください。町屋地蔵のところから約700mで頂部です。

訪城備忘録

林道の頂部、路肩がやや広くなってる箇所から20mほど戻ったところから登ります。斜面はさほど雑草もないのですが尾根上は背丈ほどの笹薮状態です。これは笹薮なので、冬場もそうかわらんでしょう。尾根上の左端は少し藪が少ない感じですが最初はいずれにしても藪を突っ切る必要があります。やや北へ向かうように歩くと5分くらいで左手に城跡があります。手前に大きな堀切があります。残念ながら草木が伸びて見にくいです。左手の北斜面に畝状竪堀があります。相当薄くなってますが、肉眼でははっきりわかります。主郭の切岸はけっこう高いです。反対側に回り込むとまた堀切があります。こちらも草木は伸びていますが見やすいです。竪堀が南側に落ちているのがわかりますが藪です^^; 主郭はさらに藪でよくわかりませんが、二段になって西側が高く、その端にはU字に土塁が残っているのはわかります。もの好きしかいかない城跡かもしれませんが、基本単郭の小さな城ですが、遺構はそこそこいいです。

主郭と土塁
歴史

西谷内城の支城とされますが、縄張りは上杉氏の城です。天正四年(1576年)以降の上杉氏の能登侵攻の際に築城されたか改修されたと考えられます。

畝状竪堀
    登り口       城跡への尾根
  
西の堀切
東の堀切
主郭切岸
畝状竪堀(やや上から見る)

近くの城・関連の城:西谷内城・升形山城・熊木城