加賀/ | 松根城 |
ファイルNo1174 |
佐々成政改修の加越国境の城のひとつ 虎口に特徴を残す。
@ まつねじょう |
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【道案内】 北陸高速道森本インタを下り、国道304号線に入り富山県側に進みます。2Km先の宮野町の信号で左折し国道359号線に入り、富山県境に向かいます。3.5Km先今泉のバス停付近で右折し八幡神社の左手の細い道を2Km登ります。(あるいは4.5Km先の松根口のバス停の所から右折し1.5Kmほど登り道を進みます。)金沢国際ゴルフ倶楽部そばに城跡があります。 【訪城備忘録】 縄張図を見ていると、もう少し城域の複雑さを想像するのですが、実際城跡に立ってみると尾根上に蛇行して郭を配し、その下を延々と空堀が巡りますが、静岡の丸子城とか滋賀の玄番尾城とか見たいに土塁の芸術的な驚きはありません。虎口は よく判りませんが土塁・堀が食い違いになって入っていて枡形状になってるんでしょうか。機能重視の成政流の築城なんでしょうか。街道の監視のための城で、地形をうまく取り込んだ城ではあるのでしょうが、面白みには少し欠けるかな。 2004年12月訪城 ある程度草刈りされた後、ほどよく藪が雪でつぶされ、積雪はありましたが、遺構が見やすい状態でしたが、この写真の元データを間違えて消してしまいました。もったいないことをしました。その後、なんどか訪れましたが。熊笹などの下草が遺構を隠してしまい、よくわからない状態です。年々藪がひどくなってる感じです。ただ、説明板などは新しくなってます。2017年6月にも訪れましたが、郭面はなんとか歩けるよう除草されて遊歩道が確保されていますが、斜面の堀・堀切はまったく見えずの状態です。 2020年02月に訪城しました。西側大堀切がすべて草刈りされており、主要部も東斜面、北斜面以外はきれいに草刈りされており、暖冬で雪も無く、今までの訪城のなかでは一番見やすくきれいな感じです。 【歴史】 築城時期など不明です。古くは源平の戦いの寿永二年(1183年)に木曽義仲がここに陣を構えたとされ、、南北朝期の応安二年には桃井直和(越中守護桃井直常の子)がここを陣としたところ、能登の吉見左馬助が攻略したと伝えられます。文明年間(1469〜87年)頃から一向一揆の城として機能したとされ、天文十九年(1550年)頃、一揆方の大将の洲崎兵庫が在城したとされます。天正十二年(1584年)には佐々成政の家臣杉山主計が守備しました。 これに対して前田利家は切山城に不破彦三を置いたとされます。 <現地案内板より> |
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