飛騨/ 向牧戸城



ファイルNo0437


          主郭と城址碑 

@ むかいまきどじょう 
  別名  

A住所:高山市荘川町牧戸  
     旧:大野郡荘川村
B目標地点:荘川であいの森

C形式:山城  D比高:50m 
E現況:山林・公園

F遺構等:郭・堀切・土塁・碑・説明板
G時代/人物: 戦国期/内ケ島氏〜川尻氏 
H満足度:
凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  国道沿いから5分


J撮影・訪問時期:2003年06月

  

道案内  

東海北陸自動車道の荘川インタを下り、国道158号線を白川郷方面に進みます。インタの信号から3Km先の牧戸の信号で左折し国道156号線に入ります。牧戸橋で庄川を渡ると道はS字で段丘を登ります。登り終わると右手が荘川であいの森でこの一番手前が城跡です。

訪城備忘録

荘川であいの森という自然公園になっているところの一番国道寄りのところに城跡はあります。城跡に向かう道は堀切であったろう箇所を通り主郭に至ります。主郭は20m四方くらいで土塁などの遺構はないようです。

堀切
歴史

寛正年間(1460〜1466年)に信濃から来た内ケ島上野介為氏が築城しました。その後、帰雲城を築き内ケ島氏は移り、向牧戸城は家臣の川尻備中守氏信の居城となりました。天正十三年(1585年)の金森長近の飛騨侵攻では氏信の子の勘平が金森氏の先導をしたようで、これにより内ケ島氏も金森氏に恭順したようです。その後、川尻氏は金森氏に仕えましたが帰農し江戸期は名主をつとめこの地に住んだようです。

  

近くの城・関連の城: 帰雲城  荻町城