伊勢 北畠氏館詰城
+六田館



ファイルNo3121

北畠氏の館を守る詰めの城

             主郭下の郭と土塁

@ きたばたけしやかた 
  別名 

A住所:津市美杉町下多気
   旧:一志郡美杉村下多気 

B目標地点:北畠神社  
C形式:山城  D比高:120m 
E現況:山林 

F遺構等:郭・土塁・堀切・竪堀?・説明板 
G時代/人物:南北朝以降戦国期/北畠氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  北畠神社駐車場より2分


J撮影・訪問時期:
2016年07月・2018年12月

  

道案内  

伊勢自動車道の久居インタを下り、国道165号線を西に進みます。約15km先、近鉄大阪線の大三駅そばの大三の信号で左折し県道663号線に入ります。約2.5km先の川口で右折し県道15号線に入ります。約23km先、名松線比津駅手前で斜め左の県道666号線に入ります。約4km先の比津峠から登りことができます。(これは急ですが最短との事です。) この比津峠から約2kn先の下多気で右折し県道43号線に入り、約1.2km先右手が北畠神社(北畠氏館)で、横の駐車場より徒歩で食事処の横を越え、標識に従い山頂へ向かいます。麓から約1400mと表記されてます。途中、中腹に北畠氏館詰城があります。これを越えてさらに登って行くと山頂部が霧山城です。
または、
伊勢自動車道松坂インタを下り、県道59号を南下し三郷橋を渡ると国道166号線の信号でこれを右折し国道166号を進みます。途中、大河内町に大河内城があります。さらに進み赤滝で国道368号線に入り飯南町側から山越えし美杉村に入り、道の駅美杉の先の上多気の信号で右折し県道43号線に入ります。約1.2km先左手が北畠神社です。

訪城備忘録

霧山城への山道途中にあります。砲台状で卵型の主郭と周囲に下に郭などがあります。切岸は7mほどはあるかな、主郭内は土塁も無く平坦地があるだけです。東側下の郭の北側には櫓台のような土塁があり、その北側斜面には竪堀とされるくぼ地が伸びています。西側は大きな堀切状形状、副郭のあたるか、やはり砲台状の小郭、その先の登城道に薄くはなってますが堀切・土橋、及び、両サイドに竪堀が落ちてます。 ここが城郭遺構と言われないと通り過ぎますが、言われるとなるほど城郭遺構が残ってました。

歴史

北畠氏館参照ください。

主郭から北側下を見る      薄いけど堀切土橋
主郭の切岸と下の郭          斜面と竪堀?
  
現地案内板より
六田館 3123  2016・07
@ろくたやかた  別名:東御所  A住所:津市美杉町下多気 旧:一志郡美杉村下多気 
B目標地点:稲荷社・雪姫大明神  C形式:平城
小さな稲荷社があり、周囲より一段高い台地上になります。一段低いたんぼは堀跡かな?
※ 雪姫伝説/ 北畠氏の雪姫は霧山城が落城の際に自害できずこの場所の桜の木に縛られていたのをどこからか白いキツネが現れ姫を逃した。この桜は幹は枯れても根は枯れず新しい芽を出すと言われ雪姫桜と呼ばれる。

  
六田館(東御所)方面
館跡の台状と堀跡    稲荷社   
     案内標識     稲荷社に寝そべる猫^^;

近くの城・関連の城:北畠氏館   霧山城