和泉 枡形山城
(医王寺城)



ファイルNo4003


               堀切             

@ ますかたやまじょう 
  別名 医王寺城 

A住所:
B目標地点:
C形式:山城  D比高:60m
  <団地から比高130m> 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・土塁・城跡標識
G時代/人物:期/氏
H満足度: 凸△
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  タンクのところから10分

J撮影・訪問時期:2024年01月

  

道案内 

第二阪和道路(国道26号線)の淡輪インタを下り、右折し府道752号線<旧国道26号線・紀州街道>に入ります。約2km先の望海坂の信号を右折し望海坂住宅団地に入ります。約1km先で左折し第二阪和道路の陸橋を渡ります。この辺は望海坂3丁目です。渡ってすぐを右折し道なりに登ります。約200m先に一つ目の給水タンクがあり、これをクランク状に越えます。さらに、約300m先が二つ目の給水タンクの下です。周囲はソーラー発電所になってました。給水塔の坂を登るとゲート右に「旗立山→」という半分壊れた標識があります。このゲート右手をフェンス沿いに進み給水塔の裏手まで行くと山道があるのでそこを登ります。シダの多い細道です。途中、崖沿いを進みますが、ここでは眺望が開け関空まで見渡せます。比高で60mほど登ると山道は平坦になりますが、この最初のところの右手に「枡方山城跡」の標識があり、この裏手上が主郭です。
 
訪城備忘録

尾根先端ピークにある単郭の小さな城です。城跡標識の裏手上にこの城で一番明瞭な堀切があります。それでもシダが多いので見ずらいですが。登ると主郭です。三方が土塁があるようですがシダと木と雑草で全体像が見えません。木々がなかったら眺望は抜群なんでしょうねぇ。

城跡標識
歴史

詳細は不明のようですが、永禄期から天正期の間の根来衆の出城という説と麓にある淡輪城の淡輪氏の支城という説があるようです。現地からの眺望は海が見渡せ、海の監視の場所としては立地的にはいいところではとは思います。城跡の東側麓近くに医王寺跡があるため医王寺城とも呼ぶようです。地元標識は枡形山城となってます。

主郭土塁
眺望
     登り口    城跡下の山道
  
堀切
堀切
主郭内      土塁
主郭からの眺望

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