丹波 東鴨野館



ファイルNo3731


               中央の出っ張り土塁             

@ ひがしかものやかた 
  別名 東鴨野城 

A住所:丹波市柏原町東鴨野〜大新屋
    旧:氷上郡柏原町

B目標地点:新井小
C形式:丘城  D比高:10m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀
G時代/人物:戦国期/赤井氏?
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  8分

J撮影・訪問時期:2021年04月・2021年06月

  

道案内 

舞鶴若狭自動車道の黒井インタを下りて国道175号線へ左折します。約6Km先の坂の信号で斜め右の国道175号線の新道を進みます。約2.4km先の城山トンネルを通ります。トンネルから800m先が穂継の信号、約800m先の橋の先で左折し県道291号線に入ります。<左折したすぐの右手は穂壺城です。> 約3.6km先が新井小北の信号で右折し県道290号線に入ります。 約100m先の路地に左折し坂を約150mほど進むと左手が集会所のような建物です。ここから奥に入ると小学校の運動場の背後です。このまま東に約80mほど進むと小学校校舎の背後が城跡です。
 
訪城備忘録

小学校の背後は中央に谷部があって東西に雑木林があります。4月に来た際は小学校の運動場の背後の西の斜面を登ってみたんですがそれらしいものは無く、調べてみると校舎背後の東の雑木林が城跡と分かったため再訪してみました。 先端側に大きな削平地があり背後は山の斜面の削り残しの高い土塁が巡り、その背後は土塁に沿って空堀が続きます。土塁中央部が出っ張ったようになり櫓台のように見えます。削平地空堀の背後は尾根に向かって急斜面です。山頂部には削平地があるようですが明確な城郭遺構とは見えないようです。居館跡と言われればそんな感じですが、東端に墓地があったりしており、もしかしたら寺跡にも見えます。いずれにしても詳細不明の遺構です。

歴史

詳細不明です。 高見城の大手を北側に変更改修したのは赤井氏と言われてますのでその際に作られた居館かもしれません。
また、鴨野集落の北側の丘陵頂部に鴨野城があります。

 =鴨野城
背後の空堀     郭を東側から
背後の空堀(中央部)
  
西側端土塁
西側土塁          西側土塁から郭を見る
空堀
空堀
空堀の東側       背後の山頂部への階段
空堀
土塁の開放部     郭から土塁
西側斜面の中腹から山頂部を見る

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