備前 日笠青山城



ファイルNo3796


              西端大堀切              

@ ひかさあおやまじょう 
  別名  

A住所:岡山県和気郡和気町日笠上・日笠下・木倉
B目標地点:長泉寺
C形式:山城  D比高:140m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・畝状竪堀・土塁?・碑・説明板
G時代/人物:戦国期/日笠氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  寺から比高80mで15分

J撮影・訪問時期:2022年02月

  

道案内 ←城跡  ←登り口

山陽自動車道和気インタを下り、和気インタを信号を左折し国道374号線に入ります。約3.2km先で山陽本線を越え、金剛大橋を越えます。国道を吉井川沿いを進みます。金剛大橋から約2kmで右折し県道414号線に入ります。約5.5km先で左折し県道46号線(県道414号線と併用)に入ります。約1.2km先、Y字を斜め左へ県道414号線を進みます。右手に日笠川沿いを見て進み、約600m先を左折します。さらに約100m先を左折し登って行くと約500m先が長泉寺です。<最後の左折から約300m先の右手にお寺の下の駐車場、約400m先に上の駐車場があります。> お寺の背後に山へ向かってコンクリート道が続いています。約400mほど登って行くと左手に尾根登る小道があります。<道案内> ここを登り、比高10mほどで尾根に至り、尾根を左手に登って行くと城域の西端の大堀切に至ります。

訪城備忘録

尾根を登って行くと、薄い片堀切があり、その先に大堀切があります。説明板の縄張図には大堀切とは描かれてないですが。^^; その上は北郭で、北郭の北側斜面と西側斜面に畝状竪堀があります。訪城時、草刈りをしていただきた後でしたが、それでも草で畝状竪堀は分かりにくい状況でした。西斜面の畝状竪堀と大堀切の間には幅のある竪堀があり、これはわかりやすいです。この西の畝状竪堀を越えると主郭の西斜面にも竪堀がありますが、わかりにくいです。西の畝状竪堀を越えたところの左手を登ると主郭と北郭の間の堀切があります。浅いですがわかりやすいです。北郭は南北に細長い郭です。主郭はややL字の形をした形状で社が建っています。虎口(現在は参道)にはりっぱな城址碑と説明板が立っています。虎口から東に下りて行くと主郭東下の腰郭があり、その先が凹んでいて、その先は東郭になります。東郭の凹み側にうっすらと土塁がある感じです。この凹みを北側に下りて行くと寺の背後の至る参道になるのですが、今は荒れていて使えません。東郭には通信設備が建っていて、その東下に三段ほどの段郭があります。最下段の段郭の南斜面に畝状竪堀があります。ここの畝状竪堀は木々は多いですが草が少ないため他の二つに比べ見やすいです。

城址碑と説明板
歴史

浦上宗景の家臣の日笠頼房の居城とされます。天正五年(1577年)、宇喜多秀家に攻められた天神山城と同時期に攻められ落城したとされます。

主郭と北郭の間の堀切      南の畝状竪堀
現地説明板より
寺付近からの景色
  
西端大堀切
西端大堀切
北側畝状竪堀
西側竪堀
西側畝状竪堀
西側畝状竪堀
主郭と北郭の間の堀切
主郭と北郭の間の堀切
主郭と北郭の間の堀切
主郭と北郭の間の堀切
北郭      主郭
東下から主郭切岸
東郭南側畝状竪堀
東郭南側畝状竪堀
東郭南側畝状竪堀
道案内
長泉寺裏手     登り口
登り斜面      尾根から城跡方向

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