摂津 / 野間城



ファイルNo1826

多田源氏系野間氏の本城

                         主郭背後の堀切   

@ のまじょう 
  別名 

A住所:豊能郡能勢町野間中
B目標地点:円珠寺
C形式:山城  D比高:110m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀・土塁
G時代/人物:戦国期/野間氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  野間館から15分・円珠寺から25分

J撮影・訪問時期:2008年01月

  

道案内 

京都縦貫道の亀岡インタを下り、国道423号線を能瀬方面に進みます。13km先、妙見口の信号で右折し府道4号線に入ります。1.4km先の野間峠をつづれ折れの道で越えます。京都府から大阪府に入ってから3km先が野間中の信号で、ここを左折し、旧国道477号線に入ります。300m先の右カーブ(野間川の橋を渡ってすぐ)で左に入る道があり、ここに左折します。100m先が円珠寺です。円珠寺はふたつの川に挟まれた土地にあります。寺から川沿いを東に50m行くと橋があり、これを渡り、右手へ戻る感じで30mほど進むと山に向かう道がありますので、ここに左折し進みます。山すそまで来ると左手高台が野間館です。この背後から山道が続いていて、城山まで途中つづらの道を登ると城跡です。
 
訪城コメント

野間館と歩いて来た道との間に土塁で囲まれた池(堀跡?)があります。この背後に登城道があります。野間館は藪状態です。登城道入り口には赤い鳥居があるんですが、これは最近取り替えられたようで、材質は塩ビのパイプを使ってました^^; 道を登って行くと、道沿い左側に水が湧いている箇所があります。これは井戸跡らしいけどなんともという感じです。ここからつづら折れの道になり、下段の郭に到達します。左方向の尾根筋に登るとその先には尾根上の段郭が二段あり、さらに先には二の郭にあたる大きな郭に至ります。主郭はこの上で、二の郭との切岸は5mほどで、いまだシャープな切岸です。二の郭から主郭への坂は端にスロープ状の土塁があります。主郭は三方を土塁が巡り、今は社殿が建っている南側の土塁は分厚く、一段と高くなっていて、櫓台と思われます。主郭背後は大きくて明瞭な堀切が残ります。この先には竪堀、さらに小型の堀切が連続してあり二重堀切で、堀切間には短い竪堀も確認できます。これらで城域の尾根筋側を防御となっています。この城はひとつづつの郭が大きくて、詰城なんでしょうが、居住性を感じる広さのある城でした。

主郭と土塁
歴史

仁安三年(1168年)に源満仲に始まる多田源氏の子孫の野間高頼が築いたとされます。野間氏は能勢氏・余野氏とともに能瀬三惣領と言われ、天正年間(1573〜92年)には野間豊後守資持が居城したと伝わります。


  主郭下の郭(二の郭)                主郭へのスロープ状土塁 

  井戸                     主郭背後の堀切

  

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