若狭 熊川出城



ファイルNo4047


             堀切           

@ くまがわでしろ 
  別名 沼田氏出城 

A住所:三方上中郡若狭町新道 
     旧:遠敷郡上中町

B目標地点:熊川宿 
C形式:山城  D比高:140m 
E現況:山林 

F遺構等:郭・櫓台・堀切・竪堀・説明板 
G時代/人物:室町期/沼田氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  ゲートから20分

J撮影・訪問時期:
2024年05月

  

道案内 

舞鶴若狭自動車道の若狭上中インタを下り、料金所を超えて右折し県道22号線に入ります。約6km先、脇袋北の信号で、国道27号線との交差点です。そのまま直進し約500m先で瓜生小南の信号で直進し約4km先、新道緑地公園角の信号で左折し国道303号線に入り、約500m先の右手奥に林道のゲートがあります。ここからさらに約1.5km先が熊川宿です。 このゲート、以前は立入禁止の看板がありましたが、この日は撤去されてましたので入りました。

訪城備忘録

ゲートを入ると右手の登り道と直線の谷筋道がありますが、谷沿いの道を行きます。すぐに車止めがあります。ゲートから約500m谷川沿いを歩くと砂防ダムに至ります。ここで左上に逆Vに登って行きます。約200m林道を進むと右カーブで登りますが、直進で下る林道も造られてましたがこちらは違います。砂防ダムから約500m林道を登るとT字です。メイン林道は右方向ですが、ここを左方向に進みます。道はいったん下り、再び上りになります。約300m先で林道は90°右折ですが、これと並行に上に登る道があり、こちらを進みます。 途中、道が土砂崩れで1/3崩壊している箇所がありますので注意ください。さらに林道は中腹を進みます。約300m先でこの林道の終点で、右は山の斜面、左には尾根が続いてますので、この尾根を進み、登りきると城跡です。

斜面を登って行くと斜面中間に斜面を遮断する堀切があります。真ん中と左端が土橋状になってるんですが、その間は大変近く、堀切の窪地というより穴のようです。中央の土橋の反対側(東側)も穴のようにはなっていますが、その先は普通に堀切・堅堀ではありました。

主郭手前にもうひとつ堀切があります。浅くはなっていますが、斜面下から見るときれいです。堀切を越えると主郭です。主郭の東下は北端まで帯郭が延びています。主郭は南北に長いんですが、南西側がザックリと窪んでますが、これの機能がわかりません。主郭の北側はなだらかな斜面になり、その先は一段落ちて東西の帯郭状になっていて、その下斜面にも小郭あります。

歴史
最後の斜面

沼田氏の居城、熊川城の支城と考えられます。


斜面中間の堀切土橋     主郭を手前から見る
  
斜面中間の堀切
斜面中間の堀切
斜面中間の堀切
主郭下堀切
主郭下堀切
主郭下堀切
主郭下堀切 
左上/主郭   右/主郭下帯郭
 主郭と主郭南西側の窪地
主郭南西側の窪地
主郭南西側の窪地
主郭
主郭北端
主郭北下
主郭北下
左/主郭下帯郭 右/主郭
道案内
       国道沿いのゲート      ゲートをまっすぐ入った所の車止め
谷筋の道の奥の砂防ダム(逆Vで登る)      林道途中     
T字路の林道を左折。いったん道が下る      二股を右の登り道を行く    
 林道崩壊の場所 
左手尾根を行く     尾根の斜面

近くの城・関連の城: