越前/ | 一乗谷城山 |
ファイルNo1180 |
山上のある朝倉氏の詰城
@ いちじょうたにしろやま |
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【道案内】 北陸高速道福井インタを下り、国道158号線を大野方面に進みます。5Km先、天神の信号で右折し天神橋で足羽川を渡ります。渡ってすぐ左折し県道31号線に入ります。1.2Km先左手に朝倉氏遺跡資料館があり、さらに800m先で右折し県道18号線に入ります。1Km先で左折し八幡神社から登ります。(義景館後方より登る道は谷筋から尾根に登る急な道ですが現在は土砂崩れで長く通行止めでしたが、今は?。) また、美山林道の少し登ったところから三万谷ルートの登り口があります。 福井県のホームページの道案内 http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/bunshin/tozan.html 【訪城備忘録】 前回は義景本館背後から登りましたが、あえぎながら尾根まで登りましたが、この道は現在は通行止めです。今回は八幡神社側から登りました。八幡神社側からは、馬出しなどの字名もあり、大手道であったようです。また、途中に小見放城という出城もあります。距離的には1.5km程度の道のりです。不動清水という名の湧水のところを通過すると、千畳敷と呼ばれる削平地に出ます。この辺が城山の主郭であり朝倉氏の守護神の赤淵神社の跡や観音屋敷跡があったようです。観音屋敷には土塁が巡り、また、屋敷の西側は当直曲輪に出ますが、ここからの眺望は大変よく、曲輪の虎口には石積みの痕跡があります。背後には月見櫓と呼ばれる砲台状の郭がありましが、ここから義景は優雅に月見をしたのでしょうかねぇ? 現実的には見張りの櫓があったんでしょうか? この千畳敷から東南の稜線へ進みますと北から南へ一の丸(郭)、二の丸(郭)、三の丸(郭)と郭が続きます。一の丸〜三の丸は各郭間を堀切で区切られています。一の丸の周囲には浅い空堀が巡り、端に深く明瞭な竪堀が残り印象的です。一の丸上は二段の郭になっており、地元の方の作られた小さな「一の丸」という標識が立ってます。二の丸には大きな窪みが残り、これは井戸跡かな? 三の郭は細長い郭で、三分割できますが、尾根先端の箇所との間に明瞭な堀切があります。この稜線の東西(主要一の丸〜三の丸)の斜面に無数の畝状竪堀が存在します。見難いですが、三の丸周辺は比較的に見学しやすい状況です。2001年に比べ、2014年訪城時、木々は間伐され、説明板の設置など見学しやすくなってました。これ以上の整備は必要ないかな・・・。 登山道に休憩所があったら少しうれしいかも。 【歴史】 朝倉氏一乗谷の詰城です。 歴史については一乗谷を参照ください。 |
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一乗谷城山・追加写真→☆☆ |
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紅葉の一乗谷城山 |
美山林道側 |