近江 | 木戸山城+木戸城 |
ファイルNo3660 |
@ きどやまじょう |
道案内 ←城跡 ←木戸山城登り口 ←木戸城推定位置 | |||
国道161号線(湖西道路)の志賀ランプを下り、県道345号線を琵琶湖方面に進みます。約1.2km先の志賀駅口の信号で右折し県道558号線(旧:国道161号線)に入ります。約600m先の大津市木戸の信号(歩道橋のある信号)<手前に木戸という信号もあるので注意>で右折します。約200m先がT字交差点で正面が樹下神社です。T字を左折しすぐを右折し神社沿いに進みます。神社を越えてから約700mほど細い道を進むと国道161号線(湖西道路)のガードトンネルです。これをくぐり、右折します。約200m先に左手への道があります。角に木戸登山口という標識があります。この林道をひたすら上ります。車は無理と思いますので、この林道入口に停めていきます。すぐに1つ目の小さな橋を越え、1つ目の砂防ダムを越えて登っていくと2つ目の橋を越えると左手からくる林道と合流、右手へ登っていきます。 2つ目の砂防ダムを越え、そこから約200mほど岩場の道を登ると右手に分岐した山道があります。これが登城道で尾根まで登ったら右手側が城域です。 |
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訪城備忘録 | |||
2つ目の砂防ダムを越えるとガレ場を登る感じの山道になります。岩がゴロゴロしている道を約200mほど進むと右手に分岐道があります。これを尾根まで登ります。この道は塹壕のような道で片側に石積みがずっと続きます。しし垣なんやろか? 尾根まで登ると右手が城域です。尾根上は堀切の感じです。右手に登るとしゅぐに主郭ですが、主郭下は窪地があり、武者隠しだろうか? 主郭は20m四方の小さな郭で東側が高く、北側から西側一部、南側一部に土塁が延びています。南西側が大きく土塁がない部分があります。西側下に下りると主郭の高く鋭い切岸が実感でき、主郭下の西から北側へ帯郭が巡ります。帯郭から西側尾根が緩斜面で下りていきます。鞍部まで下りると堀切状の窪地があり、その先はわりと平らな尾根が続きます。ここは標高445mの標識が先端にあります。この先は急な斜面で城郭遺構はない感じです。小さな城ですが、見張り台・監視台のような主郭周囲のみが明瞭な遺構ですが、ここまで残ってると比高300m以上を登ってきた甲斐があります。 |
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築城者、築城時期は定かではないようですが、麓の樹下神社の縁起に木戸城主の佐野左衛門尉豊賢が正平三年(1348年)に創建、木戸城主の佐野十乗坊秀方が天正六年1578年)に再建とありますので、佐野氏が室町初期から戦国期までこの地に関わったようです。木戸城が平時の居館、木戸山城、歓喜寺城・歓喜寺山城はその詰め城と言われます。 |
道案内 |
近くの城・関連の城:歓喜寺城・歓喜寺山城