近江 神興山白鳥砦



ファイルNo3216


                            残存石垣

@ みこしやま・しらとりとりで 
  別名 白鳥山城 

A住所:大津市坂本本町〜滋賀里町乙
B目標地点:
C形式:山城  D比高:300m 
E現況:山林

F遺構等:郭・石垣・竪堀・堀切
G時代/人物:戦国期/浅井・朝倉氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  壺笠山城から10分

J撮影・訪問時期:2017年02月

  

道案内 

まずは壺笠山城まで行きます。
国道161号線の下坂本6丁目の信号をJR比叡山坂本駅方向へ曲がり、県道316号線に入ります。400m先でJRのガードと国道161号線バイパス(湖西道路)のガードをくぐります。1.4Km先で道は左折となり、県道47号線を進みます。2.5Km先で右折します。(京阪電鉄穴太駅の手前400m) 平子谷墓地(坂本1丁目)が左側に続きますが、一番奥の右手に駐車場があり、左手は野添古墳群があります。ここよりさらに奥に進むと林道ですが、チェーンがあり、車両通行止めとなっています。一応、人も進入禁止という建前のようですが、この道が一番安全そうなので、ここを進みます。四ツ谷川沿いの林道を、林道入口から1Kmほど歩きますと小さな橋を渡ります。そこから200m程で左へ逆Vに登る分岐林道があります。この分岐した林道を進み、150mほど登ると鞍部に出て、道がY字に分かれます。(左手は青山(青山城)への道のようです。右手(下り)に20mほど進むと、右手に青いテープ・赤テープが木の枝にくくってある箇所が城跡の登り口です。最初は急な斜面ですが、細い山道を進みます。比高で30mほど登ると右手に竪土塁のようなものがある箇所に至ります。この竪土塁を越えたところに山道があります。比高60mほどで尾根道に出ます。ここに、看板の裏にマジックで左手が壺笠山と書いてあります。(右手は神輿山(白鳥砦)、崇福寺跡を経由して滋賀里1丁目、大津市埋蔵文化財調査センターの方に至る林道、途中分岐して、比叡山ドライブウェイの夢見ガ丘展望台に至る山道に繋がっているようです。) 

訪城備忘録

この壺笠山城の尾根を右手に向かいます。(壺笠山城から見たら西に進む事になります。)  少し進むと一騎駆けのような細尾根に至ります。右手が大きな竪堀になってます。そこから上の尾根に登ります。この尾根の右手は岩盤の急崖になってます。この尾根の右手の山には比叡山延暦寺の塔頭が真横に見えます。平坦な尾根を少し進むとまた坂になります。前方が虎口のように見えます。この平場が主郭で神輿山(白鳥山)です。登りの左手に竪堀と主郭の斜面に石垣の痕跡が残ります。 主郭の先の尾根がまた細尾根が続いています。 平場は主郭だけのようで、その平場も非常に狭く見張り郭という感じです。 下の尾根の一騎駆けのところから遺構とすると細長い城域ですが、壺笠山城の一部、出郭、見張りの郭と言えるのかもしれません。

神輿山の標識
歴史

壺笠山城を参照ください。

一騎駈けと竪堀        主郭東から竪堀
延暦寺遠望
  
一騎駆け
一騎駆け
一騎駆け
主郭手前
石垣
石垣
主郭南腰郭           主郭西側細尾根

近くの城・関連の城:壺笠山城