彦根城s
ファイルNo0774−S
彦根城詳細写真 @佐和山口 佐和山多門櫓の西側は現存です。 佐和山口の枡形虎口に繋がるいろは松の道から見る桜は圧巻です。2024年春に特別公開で佐和山口多門櫓の内部公開でした。 A鉢巻石垣・胴巻石垣 表門から大手門までの円弧を描く内堀の石垣は上部と水面側が石垣で真ん中は土塁になってます。(江戸城でも見られますが) B大手門・大手門側登り石垣・鐘の丸石垣 江戸を向いた門を表門、京都を向いた門を大手門と呼びます。大手門脇には鐘の丸から落ちる登り石垣が見られます。鐘の丸西側石垣には転用石が見られ、この面の石垣の一部は佐和山城の石垣の移築のものとされます。 C表門・表門側登り石垣 表門横に鐘の丸から落ちる登り石垣が見られます。 D天秤櫓 天秤櫓は天守を含む主要部の防衛ラインです。天秤櫓の下は鐘の丸との間に深い堀切となっていてこれに架かる廊下橋は有事の際は簡単に落とせるようになっています。天秤櫓下の石垣は江戸期の修復のため、左右で積み方が違います。 E本丸東面・北面石垣 本丸月見櫓(跡)下には登り石垣が見られます。 F太鼓門櫓・天守 本丸を守る太鼓門櫓、門の左右に同じ大きさの鏡石があります。天守は現存12天守の一つで、大津城を移築で、三層に改修されたものと言われます。破風が たくさんあって優美な感じの小ぶりの天守ですが、外側からは漆喰で塗り込めてありますが、82の狭間があるそうで、有事の際はこの漆喰を破って鉄砲や弓矢が放てるようになっているそうです。天守三階には千鳥破風の中に隠し部屋があり、この中にも狭間がありました。 G西の丸 西の丸三階櫓は全国に12しかない(現存天守と同じ数)現存三階櫓です。小谷城天守が長浜城に移築され、それをまた彦根城に移築したという伝承もありますが定かではないです。 H西の丸と出郭の間の堀切 深い堀切があり、本丸・西の丸の主要部を防御します。 I西の丸登り石垣 堀切の南北斜面に登り石垣があります。 J西の丸から井戸郭・黒門まで K山崎丸 出郭の北西側にあり、往時は中堀に橋が架かっていたようです。 Lその他 西郷邸の長屋門があります。 M玄宮園・欅御殿(楽々園) ここから見る天守も格別ですね。 N城下遺構 外堀の痕跡、足軽屋敷の建物などが残ります。 |
佐和山口 |
佐和山口多門櫓内部 |
鉢巻石垣・腰巻石垣 |
大手門側・大手門横登り石垣 鐘の丸石垣 |
表門・表門横登り石垣 |
天秤櫓 |
月見櫓下登り石垣・本丸北面石垣 |
太鼓門櫓・天守 |
西の丸 |
西の丸三階櫓から出郭 |
西の丸登り石垣 |
井戸郭周辺から黒門周辺 |
山崎丸 |
玄宮園・欅御殿(楽々園) |
城下遺構 |