近江 / 井ノ口館



ファイルNo0664

    空堀

@ いのくちやかた 
  別名  本堂谷遺跡 

A住所:高島市新旭町井ノ口蓮池
    旧:高島郡新旭町
B目標地点:大荒比古神社

C形式:平城  D比高:ーーm 
E現況:雑木林

F遺構等:郭・空堀・土橋・土塁
G時代/人物: −−期/−−氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  神社より5分

J撮影・訪問時期:
2003年08月・2015年05月
            2018年05月

  

道案内  

琵琶湖の西岸、国道161号線を琵琶湖大橋のところから北上すること約33Km、(新)国道161号線の北畑の信号を左折し県道36号線に入ります。1.2Km先の(JR湖西線を越えて)安井川の信号を直進し県道293号線を進みます。安井川の信号から1.2Km先(井ノ口のバス停付近)で右折し、大荒比古神社に向かいます。神社駐車場の北東側、集落の裏手で雑木林を5分ほど歩くと館跡です。
 
訪城備忘録
大荒比古神社の説明板

神社より少々藪状態の沢の様なところを歩いて進むと、右手方向に広範囲な領域の館跡と巨大な空堀が見えてきます。城域はいくつかの区画に区切られ、その間には空堀と土塁が巡ります。特に、北側の端の空堀は幅7m程度、深さも2m以上あり、100mほど続いているように見えます。その空堀には明瞭な土橋も残ります。元々は寺であったようですが、空堀、土塁は清水山城の居館部分より規模が大きいものです。 今は、中央が宅地化され、東西に分断されてますが、本当に大きな区域にある不思議な城館跡です。


東側区域の説明板
歴史

清水山城(佐々木高島氏の居城)の麓にある館跡ですが、詳細はわかっていない城館跡です。ただ、大宝寺という寺があったとも伝わるようです。

現地説明板より
神社そばの土塁と空堀
奥の空堀と土橋
南北へ仕切り空堀と土塁
井戸                              虎口
東区域の遺構
西区域空堀
西区域土橋
  
土橋                  空堀

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