加賀/ 上木城



ファイルNo1957


                          遠景  

@ うわぎじょう 
  別名 

A住所:加賀市大聖寺上木町
B目標地点:上木本村公民館・上木キャンプ場
C形式:丘城  D比高:20m 
E現況:雑木林

F遺構等:郭・土塁・堀・堀切
G時代/人物:鎌倉期/上木氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  上木本村の集落から10分

J撮影・訪問時期:2008年09月

  

道案内 

北陸自動車道の加賀インタを下り、料金所を越えた先で左折し県道61号線に入ります。すぐに高速のガードをくぐり、道なりに2km進むと国道305号線との交差の三木の信号です。ここを直進して県道296号線に入ります。すぐに大聖寺川を渡り、700m先のT字で右折し県道140号線に入ります。750m先で左折し、すぐに右折して集落に入ります。450m先の集落はずれに池があり、その向かいの丘陵が城跡です。
 
訪城コメント

城跡の真横を北陸自動車道が通ります。池の横の丘陵先端に谷状に進む道と丘陵先端に登る道とあります。登る道は墓地に至りますが、この周辺の平坦地はこの城の南の郭群です。谷状の道を250mほど進むと池があり、そこで右手に行くと北の郭群に至り、その手前には長い堀切があるようですが、夏場で道が藪状態で谷状の道を進むのは断念しました。丘陵から墓地を越えて行くのも藪だらけです。

南の郭
歴史

鎌倉末期の上木平九朗家光の居城と伝わります。上木氏は敷地氏、福田氏とともに狩野一門で、家光の時期には建武二年(1335年)に北条氏名越時兼と大聖寺で戦ったと史料にあるようです。時代は経て、上木氏の末裔は前田氏の家臣になったようです。


谷状の道                    城址遠望

  

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