能登/ 龍ケ峰



ファイルNo1901


                         主郭下北西の郭   

@ りゅうがみねじょう 
  別名 

A住所:河北郡津幡町上藤叉 
B目標地点: 
C形式:山城  D比高:50m 
E現況:山林 

F遺構等:郭・土塁・堀・堀切・櫓台・虎口
G時代/人物:戦国期/村上氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  城跡下駐車場から5分


J撮影・訪問時期:2008年06月

  

道案内 

北陸自動車道の金沢東インタから国道8号線に入り富山方面に進みます。18km先、国道8号線バイパス刈安インターを下ります。下の刈安北の信号で右折します。500m先の刈安の信号で左折し、すぐに右折します。町道を2.6km進み、橋の手前で左折します。800m先の左手が藤又神社で、その先が上藤又の集落です。450mで集落を抜けると道はやや左手へ林道となります。200m先のY字は右手です。ここから林道を1.3km進むと左手上が城跡、右手が駐車場のところに至ります。
 
訪城コメント

ちゃんとした駐車場もトイレも完備した城址公園になってました。整備の仕方は松根城に似ている感じです。ただ、あまりに整備されすぎの感もあり、面白みには欠けました。城は小ぶりな城ですが主郭を中心に北西側尾根と南側に段郭があります。資料には北側の副郭に竪堀が東西に位置をずらして作られ食い違い虎口を形成していると書かれてありましたが、はっきりしませんでした。また、副郭は虎口の先に90度東に折れ、L状の郭で東端に内枡形虎口が形成されているとありますが、これもどうでしょうか?という感じでした。主郭北側下の堀切は小ぶりでしたが明瞭です。但し、木の手すりが設置してあって、どうもいただけませんでしたが。ここも居たり所に「熊出没」と看板が設置してあり、じっくり見るという気分になれません。

主郭
歴史

一向一揆勢に加担していた土豪の村上右衛門が在城していたとされますが、天正元年(1573年)に上杉謙信に攻められ落城し、謙信の本陣として使用されました。さらに天正十一年(1584年)頃、佐々成政方が使用したとされます。


北西側の郭より主郭の見る               北側の尾根の堀切

主郭南側の段郭

  
      現地説明板                   主郭からの眺望(日本海に沈む夕日)

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