美濃 天神山城
裏天神山城



ファイルNo3741

2012年頃に確認された城跡

                       主郭背後の二重堀切の一つ              

@ てんじんやまじょう 
  別名  

A住所:瑞浪市土岐町
B目標地点:諏訪神社
C形式:山城  D比高:120m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀・説明板・標識
G時代/人物:戦国期/河尻氏?
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2021年05月

  

道案内 

中央高速道瑞浪インタを下り、陸橋手前で左折し、瑞浪インタ入口の信号で左折し県道352号線に入ります。道なりに5.6Km先の鶴城の信号の先100mで左折、中央高速道のガードをくぐると左折して側道を進みます。坂の手前に右手に諏訪神社があります。ここが登り口です。坂を登ったところに鶴ケ城の登城口があります。 
訪城備忘録

2020年大河ドラマ「麒麟が来る」の影響でしょうか草刈りがされ、標識などが整備されています。鶴ヶ城の隣の尾根上と言う事になります。登り口は諏訪神社本殿左とすぐ近くの団地奥にあります。諏訪神社側から登ります。登城道は裏天神山主郭まで古い木の階段があり、昔はハイキング道として整備されていた感じです。登り尾根途中に大きな鞍部があり、ここは大堀切と表記されてます。尾根側(主郭側)は切り立ってる感じはしますが、堀切?はどうなんでしょうか?さらに登ると天神山城主郭です。小さな平坦地で、見張りの城という感じです。この主郭の背後下に二重堀切があります。これのみは妙に明瞭で際立ってます。ここを越えてさらに登ると「斜め堀切」と表記された箇所に至ります。尾根幅を縮める意図でという事でしょうけど、斜め堀切?? これって自然崩落とちゃうん?とは思ってしまいました。その先に緩斜面の平坦地、さらに裏天神城主郭下の郭に至ります。左手に土塁と表記があり、その左側に木の階段が上に続いています。これって左側を削ってハイキング道を作ったら削り残した部分が土塁に見えるちゅう事ではないのかな? さらに郭の前面に竪堀と表記された箇所があるけどここに竪堀入れるかな?? 右手に進むと盛り上がりがあり櫓台と表記され、その下には段郭と竪堀と表記された箇所、背後にはY字竪堀と表記された竪堀が上まで繋がってます。山頂部が裏天神山城主郭と表記されますがただのピークだな^^;北側に平坦地っぽい箇所、その斜面委には竪堀状の地形があり、西側尾根は鶴ヶ城への尾根道になってました。天神山城主郭まで戻り、もうひとつの道を下りると「食い違い堀切」と表記された箇所があります。食い違い堀切・・・???です。 その先は団地の登城口まで下りますが、途中には郭っぽい平坦地や堀切っぽい窪地はあります。 天神山城主郭にはこちらが大手のようには感じます。 団地の登り口から標識に従い約400mほど谷間に進むと「土岐頼兼の墓」があります。瑞浪市史跡ではあります。 以上、疑問はあるんですが、鶴が城の出丸程度ではあったかとは思います。

天神山城主郭
歴史

城史は不明のようです。2012年頃に城跡と確認されたようです。説明板には天正二年(1574年)に河尻秀隆が鶴ケ城を改修、その際に築城された?かもという感じで、天正十年(1582年)の織田信長が本能寺の変で横死した頃には廃城?されたと思われるようです。

主郭背後の二重堀切
説明板@
説明板A
主郭からの眺望
  
大堀切と表記の尾根鞍部
大堀切と表記の尾根鞍部
竪堀     主郭手前
主郭     主郭からの眺望
主郭背後の二重堀切
裏天神山城への尾根の「斜め堀切」と表記の箇所
裏天神山城への尾根の「斜め堀切」と表記の箇所
裏天神山城への尾根の「斜め堀切」と表記の箇所
尾根側平坦地     「斜め堀切」と表記の箇所
土塁   裏天神山城主郭下   郭
 郭前竪堀   裏天神山城主郭下   櫓台
櫓台下郭と竪堀
竪堀と表記
 郭   裏天神山城主郭北側   竪堀
裏天神山城主郭      鶴ケ城への尾根道入口
切岸?       天神山城主郭下   食い違い堀切と表記
食い違い堀切と表記
尾根上郭
土岐頼兼の墓

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