西三河/ 下山代官屋敷



ファイルNo0572

   切岸

@ だいかんやしき 
  別名  −−−−−

A住所:東加茂郡下山村東大沼代官屋敷
B目標地点:
C形式:丘城  D比高:20m 
E現況:畑地・山林

F遺構等:郭・堀・碑・説明板
G時代/人物: 戦国期/坂東氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分

J撮影・訪問時期:2003年07月

  

道案内 

豊田市内中心部より国道301号線で旧下山村に向かうと、根崎の信号の先200mの左に説明板があり(後方の丘陵先端が城跡です。)、その先20m先の小道を左に登って民家手前の左手へ登ります。
 
訪城備忘録

主郭は昔に畑地になっていたようで今は荒地になっています。主郭北側に腰郭・南側に浅い堀らしき窪みが認められますが明瞭ではありません。 なお、屋敷の北側山頂(比高50m程度)にはこの屋敷の詰め城があり、郭の南北に堀切があるようです。

主郭
歴史

代官屋敷は南側に大沼川が流れ、南西に田代城跡のある京ヶ峰を望む山の麓に位置しています。遺構は不規則な長方形の本曲輪と、これを囲む曲輪が階段状に分布しています。そして、背面の山頂西寄り南東を堀切で遮断した曲輪があり、これは戦時の詰城と推定されます。下山村誌によると、代官屋敷は板東作右衛門の居館とされていますが、詳しいことは不明です。また、代官屋敷は天正二年(1574年)の甲斐武田勢に南西方の田折峠付近から攻められ落城したと言われています。代官屋敷の近くには大沼城主に関係の深い荒神の祠、宝篋印塔などがあります。<現地案内板より> 

  

近くの城・関連の城:大沼城田代城 ※