西三河 | 岩津城 |
ファイルNo0198 |
主郭虎口手前の空堀に架かる土橋が印象的
@ いわづじょう |
道案内 | |||
国道1号線の康生通南の信号(岡崎城の東側)から北に行く県道39号線を道なりに北上します。(この県道は国道248号線とほぼ並行に国道の東側を北上します) 6km先、岩津の信号を越え、岩津天神口で右折し、坂を上り信光明寺の横を通り、東名高速を越える橋の手前まで行きます。この橋の手前の左側の上が城跡です。(橋を渡ると岩津天神です。) |
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訪城備忘録 | |||
岩津天神へ向かう東名高速自動車道に架かる橋の手前の城跡はここから登れば比高で20mほどですが、西側下の住宅地からの木の階段で登ってくると比高で40mほどはありそうです。 以前は竹藪の中の城跡でした。登りはじめて、ほんの少し草深い箇所を越えると主郭前の郭に出ます。目に入るのは主郭を取り巻く深くて幅のある空堀です。その中央に完全な形の土橋、そこを通って入る主郭は土塁が巡っています。また、土橋前の郭は馬出し郭と言われ、特異な構造(変形二重馬出)との事ですが、竹薮と崩れた土でわかりにくいです。でも、空堀と土橋は満足です。主郭内なども竹藪で見学しにくい状態でした。 2022年11月に再々訪しましたら大変貌していました。この時でまだ伐採中で2023年5月くらいまで続けるようです。 それでも以前から比べれば竹藪がなくなってます。 まずは以前は無かった城跡までの進入道が出来ていました。そこを登るとすぐに馬出の土塁の外側です。土塁周囲は竹の伐採が進んでいました。明瞭に土塁は見られますが、変形馬出がイマイチ私にはわかりません。^^; この二重馬出しは、主郭から土橋を渡った正面の土塁が一で、その左手(東側)の土橋も綺麗に出ていましたが、深い空堀内はまだ竹藪状態でした。主郭は見事に伐採され広い空間が出ていました。虎口の土塁も明瞭になってました。主郭の西下から北側の帯郭も伐採が進んで歩き回れるようになってます。帯郭は上下二重になっていて、これを繋いでいる通路の折れを桝形と呼んでいるようです。よくわかりません。まだ、作業中と言う事でもあるでしょうが、大量の伐採された竹が至る所に積み上げてあります。致し方なしではあります。 |
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松平氏三代の信光が応永二十八年(1421年)に築き松平郷より岡崎に進出しました。今ある遺構は小牧長久手の戦いの際に改修された時の遺構と考えられています。 |
以前の写真 |
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