伊賀/ 吉村氏城



ファイルNo1841

                            

@ よしむらしじょう 
  別名 

A住所:名張市奈垣
B目標地点:
C形式:丘城  D比高:20m 
E現況:

F遺構等:郭・堀・堀切・土塁
G時代/人物:室町期/吉村氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  8分

J撮影・訪問時期:2008年03月

  

道案内  

国道165号線の名張市役所前から奈良県に向かって800m先、名張川(新夏見橋)の手前の夏見の信号で左折し県道691号線に入ります。200m先で右折し、夏見橋を渡り県道81号線に入ります。2.5km先、青蓮寺湖沿いを進み、弁天橋の信号で直進し県道694号線に入ります。2.8km先、布生学校前のバス停付近で左折します。<ここに周辺の史跡案内図があります。> 400m先、坂を上ったところが国津園で、左折し県道693号線に入ります。旧国津小学校を越え、1.2km先の右手、奈垣集会所のところを越えて500m先を右折します。山すそを100mも進むと逆Vに登り道(コンクリート道)があります。登り口は車庫に使われているのか木の庇があります。ここを登ると民家で、この手前で右手方向に登ると城跡です。  (または、国道165号線夏見の信号から県道691号線を通り、1.8km先の下比奈知で県道693号線に入って、4.2km先が前述の奈垣集会所ですが、途中、県道693号線は相当に細く落石がありそうな道路です。下比奈知の先で右折し、丘の上のつつじヶ丘という大団地に迂回して進み奈垣地区に出た方がいいかもしれません。)
 
訪城備忘録

民家は現在も人がお住まいのようです。民家の手前で山に入ると古い墓地があります。道らしいものは無く、墓石を避けながら右手方向に回り込んで少し登ると城域です。四方を土塁が巡る前面に広い平坦地が広がります。ここは土塁が無いのですが、相当に広いという印象です。主郭は中央に平虎口があり、土塁が巡ります。後方が一段と高く、その先には堀切があります。伊賀の典型的館城と言えばそうなんですが、なんかすっきりした構造という印象があります。丘陵先端部をきれいに削平して後方以外の土塁は改めて構築された土塁という感じの作りだからかな。

下の段から主郭虎口を見る
歴史

吉村氏の居館と伝わります。吉村氏は下山氏の一族のようです。


土塁が巡る主郭
  

近くの城・関連の城:奈垣下山甲斐守城