伊勢/ 忍田城



ファイルNo1002

     主郭土塁  

@ おしだじょう 
  別名 

A住所:津市芸濃町忍田
    旧:安芸郡芸濃町忍田 

B目標地点:光雲寺・正宝寺 
C形式:平山城  D比高:40m 
E現況:山林

F遺構等: 郭・土塁・堀切・井戸
G時代/人物:平安期?〜/忍田氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2004年09月

  
下から見上げる段郭

【道案内】 

伊勢自動車道芸備インタを下り、料金所を出て左折して県道10号線(伊勢別街道)に入ります。1.2Km先も二股信号で斜め左に入り県道28号線に入ります。椋本の町を道なりに進み1Km先で左折、200m先で再度左折します。1Km先の信号で右折し県道42号線に入ります。3.4Km先で安濃川を渡ります。(門前が淵の手前)橋を渡ったら右に曲がり600m進みます。忍田集落の正寶寺の隣、光雲寺裏手が城山です。



【訪城備忘録】

寺近くから山に入りますと、草も無く歩きやすいです。途中窪みが2ケ所あり井戸跡でしょうか。主郭まで段郭が続き主郭は山の頂部を切り込んで作られ三方に土塁が残ります。後方の土塁が一番高く、その後ろには深く明瞭な堀切が残ります。主郭から東に延びる尾根には低い土塁が伸びます。



【歴史】

史料には忍田入道が平安期に築城したとされます。その子孫は忍田美濃守、忍田平左衛門尉を称したとされます。近くの雲林院氏より古くから住したとのですが、雲林院氏との関係は史料に無いそうです。子孫は江戸期に藤堂藩に仕えたとされます。

   
  
主郭後方の堀切
  
南東の長い土塁
  
  

近くの城・関連の城:雲林院城