大和 七郷山城



ファイルNo4111


              東の主郭下堀切と切岸              

@ しちごうやまじょう 
  別名 

A住所:香芝市関屋北8丁目
B目標地点:明神山へのハイキング道の途中
C形式:山城  D比高:130m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・堀・土塁
G時代/人物:戦国期/松永氏?
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  関屋8丁目の住宅街から20分


J撮影・訪問時期:2025年01月

  

道案内    【  】←登り口

西名阪道の香芝インタから香芝インタ上中の信号を右折し国道168号線に入ります。約2.2km先の北今市3丁目西の信号で右折し県道105号線(中央幹線)に入ります。約3.5km先の穴虫西の信号で右折し国道165号線に入ります。約1.8km先の田尻の信号で右折し、すぐの近鉄電車の踏切を渡り右折し近鉄線沿いを進みます。約800m先が近鉄関屋駅で、すぐを左折し約200m先で西名阪道のガードをくぐり、ガード下の信号を左折します。すぐのY字を斜め右に行き、約100m先を右折します。約100m先のY字を斜め左に行きます。約400m先の右手に住宅街の道と平行のダート道がありますので、邪魔にならないところに駐車しダート道を歩きます。約200m先にゲートがあり、ここを越えます。山道を道なりに進むと関屋地蔵のところに出て、別のルートの道と合流します。そこから尾根まで登り(高圧鉄塔を越えます。)、尾根道をアップダウンしながら進みます。関屋地蔵から約1km先が城跡です。

あるいは、関屋北の住宅団地の一番奥まで行き、右方向に進み、籏尾池の北側で北に少し行き、関屋4丁目の東端のところからつぶれたゴルフ場の管理道のコンクリート道を行きます。廃ゴルフ場の駐車場らしきところからいったん道は下がって、左折し、山へ向かって登ります。尾根まで出て、右手方向に進むと(終点)まで行くと送迎山城です。尾根で左に進み、約600m先が七郷山城です。

訪城備忘録

ルートはいくつかあります。送迎山城(ひるめやま)には東の廃ゴルフ場から登ったので、七郷山城へは西から登ってみました。 ゲートを越えてまずが西に進みます。ゲートがなかったら車でも入れそうな感じです。右側フェンスには大学敷地の標識がかかってますが、もう森ですね。ここにキャンパス持ってきても学生は来ない・・・。車道道の終点から細道に入ります。抜けると関屋地蔵のところで西麓から来た道と合流します。尾根に上って尾根道を行くことになりますが、尾根道まで高圧鉄塔を越え、わりと急な坂を上るところもあります。 尾根道もアップダウンします。関屋地蔵から明神山の間の中間点くらいに城はあります。

尾根道を歩いていると浅いですが微妙なへこみがあるところに至ります。西の三重堀切の先端です。真ん中と主郭下の堀切はわりと明瞭です。主郭下の堀切は南側の堀に廻り込んでいるように見えます。主郭には石塔と碑がありますが城には関係ありません。東側下には二重堀切があります。こちらも尾根側は堀切としては浅いです。しかし、ここから主郭を見ると主郭切岸が壁のようでオオッと思います。主郭下堀切を南側に行くと南の堀と連結しています。

単郭の城ですが、堀切、堀はしっかり残ってますので、見に来る価値はあるかと思います。

関屋地蔵
歴史

築城時期、築城者は定かではありません。一説には永禄十二年(1569年)に片岡城を攻める際の松永久秀の陣城ともいわれます。

西の三重堀切     東の堀切
尾根からの眺望
ダート道のゲート       尾根途中のきつい登り路
  
西の三重堀切
三重堀切の真ん中の堀切
堀切
三重堀切の主郭下の堀切
堀切から横堀へ
主郭
東の二重堀切
主郭下
主郭下堀切
堀切から横堀への角
南の堀
南の堀
西の堀切を南側から

近くの城・関連の城:送迎山城