紀伊 | 根来寺前山城塞群 |
ファイルNo3889 |
@ ねごろじ・まえやまじょうさいぐん |
道案内 ←大門そばの登り口 ←桜台の登り口 | |||
京奈和自動車道路の岩出根来インタを下ります。料金所先の信号を右折し県道63号線に入ります。約400m先の岩出根来IC南の信号(自動車道路の下)で左折します。約1.4km先の左手に駐車場があり、その奥が根来寺です。 大門にはインタから来た道を約100mほど戻り左折します。約500m先右手が大門です。大門の前には大門用の駐車場があります。、大門前の道をさらに約100mほど行くと道は川に沿って右手に進みますが、この曲がり角の左下に川に小さな橋があり、これを渡り、斜め上にへの道を登っていくと前山城塞群(五百仏山)の尾根に至ります。 根来霊園側からは切立っていて柵もあり登ることはできない感じです 裏手の桜台という住宅団地の北側からだと比高20mで尾根に登れますが、尾根の東端になるので西の端の遺構には遠いですが。また、桜台で駐車位置はないです。路駐になるため住民の方に迷惑にならんように注意が必要です。 |
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訪城備忘録 | |||
大門前の駐車場の裏手、川沿いの道の一段下に川を渡る小さな橋があります。駐車場も近いので車の場合はここが便利です。<東側(根来寺に近い方)にも橋が架かってます。> 前山は五百仏山(いよぶざん)と呼ばれ、尾根は遊歩道になってますが、道以外は草木が多く薮状態です。西から東にかけて4つのピークに郭跡があり、大きな鞍部のような平坦地は南大門跡と言われます。 遺構が見えるのは西端の郭群(T郭群)です。ここへの尾根道は薮になってますがなんとか行けます。西端のピークに小郭があり、南尾根へ小段郭が続き、先端に浅いですが堀切が残ります。郭内に大穴が三つありましたが、これはのろし穴跡? 昔の火葬場の跡?・・よくわかりません。南尾根の小郭から西側にも小郭が繋がっているようですが、薮でパスしました。 尾根を東側へ進みます。ところでころで根来寺の大塔や大伝法堂が見えます。西端の郭群から約200m尾根を進むと尾根の大きな鞍部の平坦地にでます。ここは南大門跡と伝わります。鞍部両側の斜面上も小郭ですが、薮でした。^^; 鞍部の東側のピークから約200mのピーク(U郭群)も平坦地があり、南側に小郭があるようですがここも薮でした。このピークから下りると桜台の住宅団地からの道と合流します。さらに東側ピーク(V郭)も郭跡で南側下の堀切があるようですが竹藪で下りる気にならないです。桜台住宅団地側から登れるかと思いましたが、個人宅敷地と接していて、高いブロック壁が補強されているためあきらめました。 西端郭群から東へ尾根上に低い土塁が続いています。これは城郭遺構ではなく、江戸期の村落境界線のようなもののようです。 |
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根来寺の防衛の出城と考えられます。 根来寺を参照ください。 |
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