紀伊 安宅大向出城



ファイルNo3209


                            堀切と石積み

@ あたぎおおむかいでしろ 
  別名  

A住所:西牟婁郡白浜町日置
    旧:西牟婁郡日置川町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀・石積み・標識
G時代/人物:戦国期/安宅氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  県道から10分

J撮影・訪問時期:2017年01月

  
道案内 

紀勢自動車道の日置川インタを下り、信号を左折し県道37号線を進みます。約1km先を右折し安宅橋を渡ります。200m先がT字交差点で、ここを右折します。200m先を斜め右へ、約600m先で道は左カーブ、100m先を右折し、小さな橋を渡り、橋の先で右折します。約1.7km先で県道243号線に入ります。約800m先で左にカーブするところに城跡の「出城」の標識があります。

訪城備忘録

標識のところから岩肌の斜面を登ります。尾根まで登るとひたすら海側へ行きます。途中、道がY字のような箇所がありますが、右手を進みます。まだかなと思ったくらいのところで急に堀切に至ります。この堀切は二重堀切で、しかも手前の堀切には石積みの補強があります。なんとも唐突な石積みです。奥側はもう浅くなってます。二重堀切を越えて、斜面を登ると主郭と思われる平坦地ですが、特に特長があるわけでもない小さな郭でした。

標識
歴史

安宅八幡山城・安宅本郷城などの安宅氏の海の見張り城のようです。


     堀切            二重堀切を城内側から
  
湾の光景
尾根から見える海岸線

近くの城・関連の城:安宅八幡山城