摂津 一庫城



ファイルNo3247


                            空堀

@ ひとくらじょう 
  別名 向山城・山下城出郭 

A住所:川西市山下
B目標地点:一庫ダム(ひとくらダム)
C形式:山城  D比高:80m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀
G時代/人物:戦国期?/塩川氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  駐車位置から20分

J撮影・訪問時期:2017年05月

  
道案内 ←駐車場   ←登り口   ←城跡

阪神高速11号線池田線の池田木部ランプから国道173号線に入ります。約11km先、甘露寺南の信号でそのまま直進し、600m先の向山トンネルを越えます。トンネルを出て300mの井補野の信号を左折します。道なりに400mほど下りるとカーブの途中で左に下りる道があり、ここに左折します。200m先を右折し橋を渡ります。渡ったら左折しすぐに右手に広くなっており、ここに駐車します。

訪城備忘録

駐車位置から戻る感じで山裾を歩きます。「一庫・上の畑公園」の標識の横を歩いて行きます。駐車位置から200mほど進むと公園用の小さなゲートになっており、ここを通ります。すぐ左手が沢状の地形で、この右手の山を登ります。道は無いです。直登になります。ほぼ一直線に登って行きますが、途中、右手を見ると向山トンネルの入口に横を通る事にあります。さらに登ると城跡で、向山トンネルの真上と言う事になります。
城跡は主郭には低い土塁が巡ります。北東側の土塁だけは少し高めです。南側の土塁は折れが入っていて、その外側には大きな空堀が横たわっています。主郭の東側には主郭より少し低い副郭の平坦地があり、この二つを繋ぐ虎口が認められます。 主城の山下城とは連携されているようには見えません。また、山下城とは造りが違うように感じます。横堀と土塁、折れのある形は戦国後期を感じます。

城跡遠望
歴史

山下城の出郭と言われており、ふたつで二山一城という形式というようです。

折れのある主郭土塁             櫓台?
  
城跡切岸           主郭と土塁
主郭            主郭と土塁
空堀
折れのある空堀
空堀
副郭虎口と土塁

近くの城・関連の城:山下城