備前 | 大仙山城 |
ファイルNo3066 |
@ だいせんやまじょう |
道案内 | |||
山陽自動車道の和気インタを下り、国道374号線を約30km北上します。 吉井川に架かる周匝橋の手前の信号を左折します。川沿いを2kmほど進み、Y字を斜め左に進みます。100m先を左折、さらに600m先を左折し坂を登るとB&G海洋センターです。この建物前で右折して1.4kmほど行くと城山公園第二駐車場です。横の池田家西墓地を越えたところに左に進む道があり、入口に説明板があります。 尾根を5分も歩くと最初の遺構の所です。 |
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訪城備忘録 | |||
平坦な尾根を歩いて行き、不明瞭な浅い堀切状を越えると、明瞭な堀切と土橋の所に至ります。 右手に大きな堀切、左手斜面に竪堀があります。その先、右手に登ると尾根上に3条の畝堀が認められます。 斜面の道は後世の道とした場合、元々、郭だったものを潰すための構築だろうか? この尾根先端を下りると大きな鞍部に至り、目の前に高い主郭の切岸がそびえます。この鞍部の地形は茶臼山城の主郭手前の地形とよく似てる感じです。主郭下にはやや横掘状に堀切が三日月状に巡ります。その堀切のさらに西側斜面下には横掘が横たわり、その北側の先の西側斜面には畝状竪堀が構築されています。主要部には西側切岸から登ります、主要部は中央に一段高い主郭とその周囲を土塁が巡る大きな郭が主郭を囲んでいます。南端の土塁は特に高いです。南側に井戸?(井戸は炭焼き跡かもとの事です)と両サイドに池を持つ主郭へのスロープ土橋があります。この土橋も当時のものだろうか? 主郭内はあまり変化のない正方形状の郭で、御殿があったらというようなスペースに感じます。 茶臼山城は畝状は高く深いものが残りますが、大半が藪、その他は後世の改変も多いですが、この大仙山城は、当時のまま、そのまま埋もれているという感じで、いい感じの城跡でした。 |
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築城時期は定かではないようです。周匝茶臼山城と尾根上で繋がっており、周匝茶臼山城の支城として機能したと思われます。 |
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