備前 周匝茶臼山城



ファイルNo3065

畝状竪堀が明瞭な小規模な城

                            畝状竪堀

@ すさいちゃうすやまじょう 
  別名  
A住所:赤磐市周匝
    旧:赤磐郡吉井町

B目標地点:R+G海洋センター・城山公園
C形式:山城  D比高:100m 
E現況:公園・山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀・畝状竪堀・井戸・碑・説明板・模擬天守
G時代/人物:戦国期/笹部氏(佐々部氏)
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  城山公園第一駐車場から5分
J撮影・訪問時期:2016年03月

  

道案内 

山陽自動車道の和気インタを下り、国道374号線を約30km北上します。 吉井川に架かる周匝橋の手前の信号を左折します。川沿いを2kmほど進み、Y字を斜め左に進みます。100m先を左折、さらに600m先を左折し坂を登るとB&G海洋センターです。この建物前で右折して1.4kmほど行くと城山公園第二駐車場です。池田家西墓地、池田家東墓地を左手に300mほど行ったところが主郭下の第一駐車場です。

訪城記録

第一駐車場は大きな鞍部にあります。その手前のピークは二の丸とされます。そばには池田家墓地があります。駐車場から模擬天守のある主郭へ登りとすぐに堀切があり、右手斜面には長い竪堀が認められます。今は歩道となってました。主郭にはかわいらしい模擬天守が建っており、館内は資料館になっています。南東側に段郭が延びており、段郭の西側斜面下に大きな井戸があります。。その横にも竪堀が長く延びています。主要の2段の郭を下りると堀切があり、さらに斜面を下りると土塁が高く明瞭な畝状竪堀を見ることができます。残念ながらその畝状竪堀も三条の上部のみ草刈りされ見ることができますが、あとは藪の中に埋もれています。全体には小規模な城跡ですが、畝状竪堀は見応えある規模と感じました。

城址碑
歴史

築城時期は不明のようですが、一説では、天文二年(1533年)に築城され、笹部(佐々部)勘斎(勘次郎)が居城としたとされます。笹部氏は天神山城の浦上宗景の有力家臣として従いましたが、天正五年(1577年)に宇喜多直家に天神山城が落とされ、浦上氏が滅亡すると、国衆で直家に対抗したものの、天正七年(1579年)、直家に攻められ落城しました。その後、豊臣秀吉に臣従した毛利氏の管理下に入ったりしましたが、江戸期、岡山池田氏の一族の家老の池田伊賀守長明を周匝に入れ、江戸期を通じて片桐池田家として周匝を治めました。


大仙山城への尾根上からの遠望                      井戸  

現地案内板より
  
模擬天守                        主郭西下堀切
段郭                        段郭下堀切

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