丹波 | 中江城 |
ファイルNo3757 |
@ なかえじょう |
道案内 | |||
京都市内から国道9号線で五条天神川の信号で右折し国道162号線に入り約25Km先の京北の信号で右折し国道477号線に入ります。<あるいは、京都縦貫自動車道の八木東インタより国道9号線の八木の信号で国道477号線に入り、約18Km先国道162号線と交差点の京北信号を直進します。) 京北の信号から約4.5km先が塔の信号で、ここから約300m先を右折します。約600m先の中江橋で大堰川を渡ります。道なりに中江集落を通り、左手に進みます。約2kmの所が小野内谷川の橋です。橋を渡りすぐを右折します。約500m先の森田橋で再度川を渡り、約100m先が山裾で作業所が両側にあります。山裾沿いに左右に小道があります。 この城にはちゃんとした登城道はありません。どこかで直登が必要です。 直登登城ルート@ 山裾の小道を左へ行きます。約50m先に右手に谷があります。谷は倒木も多く藪状態です。小道はそのまま左手に山裾を進みます。谷の入口の左側尾根先端へ約10mほど急斜面を直登し、ここからさらに比高で170mほどの急斜面な支尾根をどんどん登って行くと主郭の北下郭に至ります。下草は少ないですが斜度は急です。距離は短いかもしれないけど斜面がきついです。 直登登城ルートA 山裾の小道を右に行きます。約100m先の左手に谷があります。幅広の谷で下草も少ない緩やかな斜面の谷です。谷は一番奥で尾根下に至ります。この斜面を約比高60m直登しますと尾根の鞍部です。ここから左手の急斜面を登って行くと城跡の西郭の段郭群に至ります。これが無難でしょうね。 直登登城ルートB これは他のサイトに掲載されているルートです。中江集落から山裾の道沿いにお地蔵さんのあるところにフェンスゲートがあり、そこから入ります。砂防ダムの所で左に直登し尾根に達したら右手を進むとピークを越えた先がルートAの鞍部です。 私はここは登ってませんので参考としてください。 <直登で危険ですので 下記に登城ルート地図、及び、登城ルート写真を掲載します。> |
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訪城備忘録 | |||
私は本のルートを読み間違えて@のルートで登り、Aのルートで下りてきました。この城は、詰めの城の頂部の郭群と西に比高で20mほど下がった尾根上にある広い郭を中心とした段郭群にに分かれます。西の段郭群は広い郭がものすごく広い郭で屋敷地のように感じます。ここから西に向かって鞍部の手前まで段郭が続きますが、堀切や土塁は無いのですが鋭い切岸で構築されています。頂部の主要部ですが、頂部の主郭と一段下がった二の郭を主要部として東、西、北の斜面に段郭をそれぞれ置きます。南側が南の尾根とわりと緩斜面で繋がるため二重の堀切で防御するとともに主要部すぐ南下の郭は通路を狭くするためか斜面の竪堀に加え、郭内に窪地を持ち、その間を通路とする特異な構造をしています。 |
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築城者、築城時期は不明です。この地は「山国荘」と呼ばれ、禁裏領でしたが、宇津氏が横領したとされます。城主として堀若狭守の名が伝わるようで、堀氏が宇津氏一族か家臣かではないかと思われます。明智光秀が丹波攻略開始時抗したようです。天正七年(1579年)、宇津城が光秀によって落城、この城もこの頃に落城したようです。 |
直登ルート 三ルート |
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