山城 野殿城



ファイルNo3644


                堀切            

@ のどのじょう 
  別名  

A住所:相楽郡南山城村野殿
B目標地点:
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切
G時代/人物:戦国期/野殿氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2020年03月

  

道案内 ←城跡   

国道24号線の上狛4丁目の信号で国道163線に入ります。約15km先、北笠置の信号でです。(右折は府道325号線で笠置山方面)ここからさらに約11km先、西谷橋を越えたところで左折します。ここからクネクネ道の山道(巨大な河川段丘の壁を登る感じ)を約7km登ると野殿地区入口です。約1km先で道が90°右に曲がります。約300m先で三国越林道に右折し、約300m先の小道で左折になります。(車の場合はこの辺に停めた方がいい) 正面の丘陵が城跡です。

住所が京都なんで南側から入りましたが、滋賀県の甲賀市信楽の多羅尾地区から入った方がいい感じです。甲賀市水口から多羅尾代官屋敷(陣屋)に向かうように来て、多羅尾代官屋敷(陣屋)約200m手前で右手(県道だと右折してすぐ左折)に入ります。約4km先が野殿地区です。そこから約6kmで野殿地区の福常寺です。さらに約400mで左折すると三国越林道です。
訪城備忘録

林道から田んぼの中の小道を進んで丘陵の麓に突き当たったら適当に入ります。竹藪ですが まずは主郭下の平坦地があり、その上が主郭です。周囲を低い土塁が巡ります。東と北西側に堀切があります。

城跡遠景
歴史

築城時期は定かでは無い様ですが、戦国期初期には野殿氏の本拠として築かれたようです。永禄九年(1566年)、松永久秀と筒井順慶の抗争では、伊賀衆島ケ原党として筒井氏に加担したとされます。この地区は江戸期には柳生藩の領地で野殿氏は柳生氏に仕えたようです。

主郭下       主郭土塁
  
堀切

近くの城・関連の城: