越中 石の門砦



ファイルNo3033

河原の石を使った石垣が印象的

     石の門

@ いしのもんとりで 
  別名 

A住所:魚津市升方
B目標地点:
C形式:山城  D比高:100m 
E現況:山林

F遺構等:郭・石垣
G時代/人物:戦国期/椎名氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  林道横1分

J撮影・訪問時期:2003年06月・2015年11月

  

道案内 

北陸自動車道魚津インターから県道52号線で進み、「石垣」の信号右折し新川広域農道に入ります。滑川方面に向かい、「有山」の信号で県道137号線に入り、浅生地区で早月川の月形橋(新月形橋)手前で左折して升方地区に向かいます。(浅生地区の左折するところは信号は無いはずですが、「升方城」の標識があります。)左折後1Km程度で升方集落です。(集落内に升方城登り口の標柱があります) 升形集落のはずれで左折して升方城の公園に行く道があります。この道で公園まで行き、そのまま林道を進むと石の門です。あるいは、升方集落からの道をさらに行くと「松倉城石の門」・「水尾城」の林道入り口に至ります。
 
訪城備忘録

松倉城の大手門とも言われます。大きな河原の石を積み上げた石垣が両サイドにあります。高さも底から2mほどあり、なかなかりっぱな石垣です。しかし、松倉城本城の遺構などから異質な感じはしますね。 石の門の横が砦ですが、これと言って遺構はないようです。

歴史

石の門は松倉城の城下町と言われる鹿熊集落の西の入り口にあります。戦国期末の大手門と考えられている。早月川に面した細長い丘陵上には北から升方城、升方南城、水尾城、水尾南城と松倉城の支城と考えられる城郭群が並び、松倉城の富山方面に対する堅固な防衛線をひいている。石の門は升方南城と水尾城の間に位置し、かつての山街道がここを通っていた。直径70〜80cmの大きな川原石で築かれた石垣が往時の威容を今に残している」   【≪石の門≫現地説明板より】

城址碑背後が石の門砦の郭          砦側石垣
石の門
両サイドの石垣
2003年撮影

近くの城・関連の城:松倉城