遠江 松下屋敷・頭陀寺城



ファイルNo3170

若き豊臣秀吉が仕え、少年の頃の井伊直政が匿われた城(一族)

                            公園の説明板・石碑

@ まつしたやしき・ずだじじょう 
  別名 市場城 

A住所:浜松市南区頭陀寺町
B目標地点:頭陀寺第一公園・頭陀寺
C形式:平城  D比高:ーーm 
E現況:公園・寺

F遺構等:碑・説明板
G時代/人物:室町期/松下氏
H満足度:
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  2分

J撮影・訪問時期:2016年11月

  

道案内  

東名高速自動車道浜松インタを下り、国道1号線を南に向かいます。約6.5km先、石原町の交差点で右折し国道150号線に入ります。約600m先、芳川大橋西の信号でY字を左手へ進みます。(国道は右手) 約700m先の参野町の信号で右折します。約400m先を左折し、100m先の右手一帯が頭陀寺第一公園です。公園の北側に頭陀寺があります。
 
訪城備忘録

頭陀第一公園に説明板と碑があり、頭陀寺にも説明板があります。発掘調査で方形の堀などが検出されたようですが、今は住宅地となり、遺構はありません。

頭陀寺
歴史

築城時期は定かではないようです。近江源氏の末裔であり、三河の出と言われる松下氏が築城したとされます。今川氏に従った松下加衛門之綱の時、天文二十年(1551年)から3年間若き豊臣秀吉が松下氏に仕えていたとされます。また、之綱の義兄の源太郎清景には天正二年(1574年)にまだ少年だった井伊直政が一時養子として入り、翌年、徳川家康に対面、井伊氏を再興するきっかけを作ったとされます。頭陀寺城は永禄六年(1563年)に今川氏真によって焼き打ちされたようですが、松下氏がその後も当地に留まり、江戸期を通してこの地に居住したようです。

公園                 頭陀寺 
現地説明板より
  

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