遠江/ 高橋の城



ファイルNo1350


                           主郭 

@ たかはしのしろ 
  別名 天ケ谷の城平<あまがやのしろひら> 

A住所:御前崎市新野天ケ谷〜菊川市高橋
 旧:小笠郡浜岡町〜小笠郡小笠町高橋

B目標地点:
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀・碑・説明板
G時代/人物:戦国期/武田氏?
H満足度: 凸凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  説明板から15分

J撮影・訪問時期:2003年12月

  

道案内  

東名高速道路菊川インタを下り、右折し県道37号線に入ります。13km先、佐栗谷で「みなみ保育園」を過ぎて左折します。佐栗谷トンネルを越えて600m先のT字交差点で左折します。500m先で路地に左折すると柏木広場があります。近接する北側には御前崎市新野こどもの里(旧:新野幼稚園)です。ここに城跡説明板があり、広場の南側の神明神社横から山に向かって進んだところに登り口があります。

訪城備忘録

大きな二の郭は静岡の定番の茶畑になっていますが、その南西側下に横堀・竪堀の遺構が残ります。1城別郭とまではいかないのかも知れませんが、二の郭周辺と主郭周辺は分かれた感じがします。主郭もけっこう広く、周囲をしっかりとした土塁が巡ります。北側に明瞭な堀切、さらにその先に大堀切と続きます。大堀切は見通しが利かなくて実感できませんでした。武田氏の改修ということのようですが、国人の城というよりは兵站基地という印象がありました。

主郭土塁
歴史

室町時代後期の在地領主の高橋氏の城と考えられますが、詳細は不明です。一部に武田氏式の横堀・二重堀切等の遺構が現存しており、天正年間(1573〜91年)の初期に武田氏によって改修されたと考えられます。(現地案内板より)

二の郭側堀切             主郭北側堀切
主郭
  
二の郭                二の郭下横堀
二の郭西側下             現地案内板より

近くの城・関連の城: