若狭 安賀里城



ファイルNo3251


                            畝状竪堀

@ あがりじょう 
  別名 

A住所:三方上中郡若狭町安賀里
    旧:三方郡三方町

B目標地点:諦応寺
C形式:山城  D比高:80m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・畝状竪堀・竪堀
G時代/人物:戦国期/粟屋氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2017年05月

  

道案内 ←登り口  ←城跡

舞鶴若狭自動車道の若狭上中インターを下り、右折し県道22号線を国道27号線方面に進みます。約7km先、脇袋北の信号で国道27号線を横切ります。約600m先、瓜生小学校前の信号で左折します。約1.4km先で右折し、約200m先を左折、左手が集落センターです。(なお、さらに200m先を右折して約400m先が諦応寺です。) 集落センタから50mほど行ったところに畑が両サイドフェンスになってる所の間に細い道があります。クランク上に小道を進みます。(夏場は草が伸びて分かりにくいかもしれません)獣除けフェンスのゲートをくぐり、左手に少し行くと右手に登る道があります。

訪城備忘録

登城道は道案内の通りですが、登り口がわからなかったんで、諦応寺を正面で右手の山肌にあるゲートをくぐり正面左手を登りました。尾根まで登ると本来は左手へ尾根を進むのですが間違えて右手を登ってしまいました。頂点はなんとなく監視の見張り台のような地形でしたがどうでしょうか? 麓の諦応寺には銀杏の木にそのまま彫られた銀杏観音様がおいでになります。
さて、城跡ですが、本来の登城道ですと尾根先端まで登ると城跡です。尾根から下ると寺を背後を回り込むように尾根を進むと城跡です。城跡は現在小さな社殿がある場所は主郭で、尾根側に土塁があり、その外側に副郭、その先の尾根側に堀切があります。主格の前面に堀切というより横堀が横たわり、前郭があり、土橋で結んでいます。ここの特長は、両サイドの斜面に畝状竪堀があることです。北側の畝堀は主郭下の帯郭?まで上がっていてこぶ状になってます。南側の畝堀はストレートに斜面を落ちていて4条ほどあるように見えました。城跡としては小型ですが、畝状竪堀は見どころです。

主郭
歴史

天文年間(1532〜55年)に粟屋光若が築城したと言われます。光若は若狭武田氏の家臣です。

主郭土塁           主郭前面虎口・堀
畝状竪堀
畝状竪堀
 
  
堀           畝状竪堀
畝状竪堀
 
主郭下郭
 
堀切              畝状竪堀(南側)
    登り口              集落センターの案内板
登り道途中
諦応寺           銀杏観音
尾根の頂部へ
尾根中心              尾根頂部への中間平坦地
 
尾根頂部の地形@
   
尾根頂部の平坦地         尾根頂部の地形A
   
     眺望           尾根頂部の斜面
   

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