若狭 岩出山砦



ファイルNo2880


                     土塁と虎口             

@ いわでやまとりで 
  別名  

A住所:三方郡美浜町坂尻〜山上
B目標地点:坂尻海水浴場・山下の信号
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・土塁
G時代/人物:戦国期/粟屋氏?
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2014年05月

  

道案内 

舞鶴若狭自動車道の若狭美浜インタを下り、信号を左折し国道27号線のバイパスに入ります。約400m先で側道に下り、右折します。道なりに約1.8km先が国道27号線旧道の山下の信号ですが、この道の300m手前が切通のようになっていて、この右手を直登します。尾根まで登るとそのまま北へ尾根を進むと城跡です。

訪城備忘録

尾根に登り少し行くと堀切があり、土橋も確認できます。その先にもう1条の堀切があります。その先は主郭で周囲を土塁が巡ります。西側に虎口があり、その外側に帯曲輪状の平坦地があります。その西側下にも堀切状の窪みがあります。

城跡遠望
歴史

築城時期は定かでは無いですが、粟屋勝久が国吉城の出城として築いたようです。永禄九年(1566年)、朝倉氏が侵攻してきた際に粟屋勝久の息子の勝家がここで500の軍勢と立て籠もり朝倉勢に備えたとされます。

堀切と土橋           もうひとつの堀切を正面から
土塁          主郭と周囲の土塁
若狭国吉城歴史資料館展示パネルより
  

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