越前 / 小丸城



ファイルNo1194

未完成の城跡ではありますが、古城の趣が充分です。

        石垣 

@ こまるじょう 
  別名 

A住所: 越前市五分市町
    旧:武生市

B目標地点:常安楽院 
C形式:平城  D比高:−−m 
E現況: 宅地・畑・雑木林

F遺構等:土塁・堀・石垣・石碑・説明板 
G時代/人物:戦国期/佐々氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  5分
J撮影・訪問時期:2000年11月・2002年08月
            2017年06月

  
城址碑

【道案内】 

北陸自動車道武生インタを下り、料金所から右折して県道262号線に入ります。2.8Km先鞍谷川の250m手前で右折します。600m先を左折し250m先の右手に城跡はあります。



【訪城備忘録】

小丘の本丸が残り、その周囲に石垣がありますが、当時のものかな?南側には現在は田園ですが堀も残ります。
2017年に久しぶりに訪れてみましたが、こんなんだったっけと記憶に残っていない。主要部が丘が整備され、水田だった堀跡も整備された感があります。また、背後の郭跡も整備された感じです。

 
【歴史】

天正三年(1576年)、越前一向一揆を鎮圧した織田信長は越前に柴田勝家を入れ、府中には前田利家(府中城)・不破光治(竜門寺城)・佐々成政を入れ共同統治として勝家の与力とし、府中三人衆と呼ばれました。佐々成政は小丸城を築城するものの未完成のまま天正七年(1580年)に越中富山城に転封となり、城はこの時点で廃城になったとされます。



  
  
  
  
  

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