越前/ 三峰城



ファイルNo1185

           主郭周辺  

@ みつみねじょう 
  別名 

A住所:鯖江市上戸口町〜福井市鹿俣町 
B目標地点: 
C形式:山城  D比高:370m 
E現況:山林 

F遺構等:土塁・堀・竪堀・石碑・説明板 
G時代/人物:南北朝期/平泉寺衆徒
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  林道の登り口より10分

J撮影・訪問時期:2001年07月

  
主郭下より虎口方向

【道案内】 ←林道登り口付近 
      
河原田コミュニティセンター

北陸自動車道鯖江インタを下り、県道18号線を東に進みます。4Km先で県道は越前漆器の工場が多い落井町でいったん右折し、また、すぐ左折し進みます。3Km先の河和田町のコミニュティセンター付近から北に林道へと進みます。尾根まで林道を3.5Kmほど登ります。尾根まで登ると左手方向に稜線上の林道を800mほど進みます。三峰城の登城口まで林道を進みます。
 
上戸口の林道は途中で崩壊してました(2018年4月)
あとは福井市東大味町 明智神社から徒歩で行けます。  


【訪城備忘録】

城山は福井市と鯖江市の境に横たわる山並みを通る戸口トンネルと金谷トンネルの中間に位置する峰です。麓よりこれでいいんだろうかと不安になりながら林道を登っていきます。尾根まででると左手に進みます。未舗装の道を進むと「三峰城登り口」の標識に一安心しました。ここより山頂まで登ります。夏場で草木は多い状態でしたが、城跡は案内板や標識などもあり整備されてありました。主郭を中心に三つの尾根筋に段郭を配し、中心部の大きな三つの郭間は堀切で処理されていました。北側の段郭の先端下の登城道がL字に屈曲して細くなっています。ここは虎口と言われています。


【歴史】

建武四年(1337年/延元二年)に北朝方であった平泉寺が南朝方に加わり、南朝方の新田義貞は弟の脇屋義助や配下の河島蔵人惟頼を派遣し拠点としました。暦応三年(1340年)に北朝方の三山重行に攻め落とされたとされます。その後、朝倉氏の出城として機能したと推測されます。

  
  
堀切
  
土塁
  
  

近くの城・関連の城:川島城

          

現地案内板より
主郭からの眺望               土塁    
林道登城口と登城道
   主郭西側下竪堀          主郭の脇屋氏守戦の碑