近江 飯道山・飯道神社



ファイルNo3752


              飯道山山頂              

@ はんどうさん・はんどうじんじゃ 
  別名  

A住所:甲賀市水口町三大寺〜信楽町宮町
B目標地点:
C形式:山城  D比高:水口側から400m 
<信楽側から神社まで180m、山頂まで+60m>
E現況:山林

F遺構等:石垣・江戸期再建本堂
G時代/人物:期/氏
H満足度:
番外
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2021年07月

  

道案内 
【水口側】
甲賀市水口町中心部より国道1号線で来ると、右手に水口テクノパーク(工業団地)を見ながら栗東方面に進みます。里北脇の信号を越え、さつきが丘口の信号を左折します。3Kmほど道なりに進むと野洲川を越えた右手側に宇川工業団地があります。これを越えるとJR草津線で、この踏み切りを渡ると岩坂集落です。踏み切りを渡り直進します。県道4号線の下をくぐり、左に曲がりながらスロープ状に登り、右折し、県道4号線に入ります。1km先で右折し広域農道に入ります。1.2km先で左折し、三大寺集落に向かいます。左折して約400m先が飯道寺です。登り口は広域農道の反対側にあります。 車の場合は日吉神社と飯道寺の間の小道を入ると駐車場があります。
なお、国道307号線の水口町山上の広徳寺側に車道林道がありますが、一般車は入れません。
【信楽側】
新名神高速道の信楽インタを下ります。インタ前の信号を左折し国道307号線に入ります。約200m先の隼人川の信号を左折します。約600m先の黄瀬の信号を右折し県道53号線に入ります。約3km先、ゴルフ場の手前で右折しゴルフ場のフエンス沿いを登ります。約700m先を右折し約200m先が飯道神社の表参道駐車場です。ここから登ります。
 
訪城備忘録

水口側が飯道山まで約3.8km、比高で約400m、信楽側は駐車場から神社まで約800m、比高で約180m、神社から山頂までが約1km、比高で約60mほど。今回は信楽側から登りました。この飯道山は信長公記にも書かれてますが、第二次天正伊賀の乱(天正九年)の際に信長が伊賀に向かう前にここに登って伊賀地方を見たと記載されてますが、伊賀方面は今は木々が邪魔して見えません・^^;(笑) 飯道神社本殿は江戸初期に再建された桃山形式の本殿です。 周囲に旧飯道寺の坊跡の石垣が残ります。 飯道山山頂は笹が密集したところに細く道が付けられています。山頂のみ整備されてました。飯道山は山頂を一の峰、飯道神社のところを二の峰というようです。

信楽側登り口
歴史

飯道神社は奈良時代には創建されていたようです。平安期に入り、飯道寺として盛んとなったとされます。山頂部には三十六坊があるようです。明治に入り、神仏分離で寺院側は取り壊されました。

飯道神社本殿
旧:飯道寺の配置図(現地案内板より)
  
本殿手前の鳥居と眺望
東照宮跡石垣と石段
飯道神社本殿
神社本殿上、「東ののぞき」からの眺望
岩本院
梅本院
林道の標識
飯道山山頂と眺望
飯道山山頂からの眺望
飯道山山頂からの眺望
現在の飯道寺

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